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さくら、好調をキープ! 1打差で決勝へ

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」2日目、首位を2打差で追う横峯さくらは3バーディ、1ボギーの「70」をマーク。通算5アンダーの2位タイに浮上し、明日からの決勝ラウンド2日間を迎える。

好スタートを切った初日と同様、「集中してティショットを打てた」と高いフェアウェイキープ率を継続。序盤から優位にラウンドを進める。前半の2番(パー5)で1mを沈めてバーディを先行させると、8番でもピン左5mを沈めてバーディ。折り返し直後の10番(パー5)では2打目をラフに打ち込むピンチを迎えるが、5mを捻じ込んでパーでしのぐ粘りを見せる。メジャー仕様の難セッティングが、横峯の集中力を高いレベルで研ぎ澄まさせていた。

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15番ではティショットを左ラフに打ちこみ初ボギーを叩くが、「気持ちを切らすことなくいけた」という16番(パー3)では、13mのロングパットを捻じ込みバーディを奪い返す。「凡ミスは15番ホールの1回だけだった」と納得の表情で18ホールを振り返り、今大会初タイトルに向けて大きく前進した。

「すごく良い位置だけど、やっと半分が終わったばかり。明日からは、またイチからやっていきたい」。優勝スコアを「2桁はいくのでは」と予想する横峯がポイントに挙げるのがパッティングだ。この日は、上りのパットがショートする場面が目立ち、「上りは(リズムが)早くなる傾向がある」と反省の弁。「そのあたりを調整したい。明日を回って、良い位置にいられるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。(千葉県市原市/塚田達也)

2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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