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さくら、2アンダー発進にも不満顔

「日本女子オープン」初日、横峯さくらは序盤から安定したショットを見せる。10番スタートのこの日、まずは11番で2mにつけてバーディ奪取。その後も1ピン前後のバーディチャンスが続いたが、「見た目は速そうで打ち切れなかったり、届いても手前で切れたり…」と、決めきることが出来ずに前半は1アンダーで折り返した。

折り返した直後の1番パー5で、花道からのアプローチを30cmに寄せてバーディとしたが、その後は再びパープレイが続く。結局この日は2バーディノーボギーの「70」、2アンダーの9位タイでホールアウトした。

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「もったいなかったですね」と、ショットが良く、チャンスが多かっただけに横峯は悔しがる。「最後の9番も4mくらいのバーディパットで、入ったら明日違うと思ったのですが決められず…、ストレスの溜まる一日でした」と、この日を象徴する締め括りに無念さを滲ませた。

それでも、メジャー大会でのノーボギーは、必然的に上位となる。「このセッティングでノーボギーはすごく良かったと思います」と横峯。トップは6アンダーと伸ばしているが、「あと3日あるので、あまり気にせずに自分のプレーを出来ればと思います」と、焦りはない。

前日までの鼻声も改善し、「大丈夫、良くなりました」と体調の不安も一掃。この日はパットが決まらなかったが、チャンスはまだ54ホール残されている。4日間大会の初日としては、悪くないスタートと言えるだろう。

2009年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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