2009年 リゾートトラストレディス
期間:06/05〜06/07 場所:ザ・カントリークラブ(滋賀)
さくら痛恨! 2連続OBで1ホール「10」の大叩き
国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」で、自身初のツアー2週連続優勝を狙える位置で初日を終えた横峯さくら。「2日目が終了した時点で上位に入っていたら、狙ってみます」と語っていた横峯に、まさかの落とし穴が待ち構えていた。
スタートからドライバーショット、アイアンショットも安定し、惜しいところでバーディパットを逃していた。初日同様、2日目もスコアが動いたのは3ホールだけだったが、13番はバーディや、ボギーを示す○や△では表せなかった。
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向かい風でフェアウェイセンターに待ち構えるバンカーを越せないと判断した横峯は、3番ウッドでティショットを打った。狙い通り、バンカー手前のフェアウェイに置いたが、次のショットは思い通りにはいかなかった。グリーン手前まで運ぼうと、5番ウッドを選択した2打目は左方向に飛び出し、ギャラリーが観戦するカート道のはるか頭上、OBゾーンに突き刺さった。
そして打ち直しの4打目、クラブを換えずそのまま打つと2打目よりも先に飛んだが、カート道に跳ねて再びOBゾーンに消えて行った。次なる6打目は安全に右方向に打ち、何とか7打目でグリーンを捕らえた。しかし、ファーストパットが1.5mオーバーすると、返しの9打目はカップの左をすり抜け、結果は5オーバーの「10」。
横峯はプロになってからこれまで、1ホールで4オーバーを3回記録しているが、5オーバーは初めて。通算1アンダーから4オーバーまで一気にスコアを落とし、順位は3位タイから28位タイまで失速。2週連続優勝は困難な状況となった。
「今日は13番だけですね。それまではショットも良かったので…。2週連続は無理ですね。とりあえず明日はイーブン(パー)に戻せるようにがんばります」。最終日は13番でリベンジを果たし上位進出を狙う。