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石川遼

100試合、20歳最後・・・石川遼、節目の一戦にも淡々

「ANAオープンゴルフトーナメント」は13日(木)から4日間、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで開催。2008年から大会ホストとして出場している石川遼は、今大会で国内男子ツアーにおいてプロ転向後100試合目を迎える。

日本ツアー復帰から2戦連続で予選落ちとなった直後に迎えた前週の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」では45位タイ。悪天候の影響で54ホールの短縮競技となり、いささか消化不良なフィニッシュとなった。そしてパッティングを中心に試行錯誤を続ける中で迎えた今大会。週明けの17日(月)は誕生日で、二十歳で戦う最後のトーナメントともなり、何かと巡り合わせのある一試合だ。

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100試合目とはいえ、もちろんアマチュア時代からのツアー出場、そして海外試合の参戦を含めればそれにとどまらない。それゆえ「やっと、という感じ」が素直なところ。しかしながら99試合で8勝(通算9勝、アマ時代に1勝)という数字は驚異的。「今週もし勝ったとすれば勝率的にはものすごい」と珍しく自負を交えながら振り返った。ただし、2010年シーズンを最後に勝利から見放されている現状もふまえれば「一年に一勝を続けていくことは難しいことだと思う」と、自分が積み上げてきた数字も身にしみる。

しかし後ろを見てばかりはいられない。12日(水)はプロアマ戦に出場し最終調整。日本オリンピック委員会の竹田恒和会長とラウンドをともにし、112年ぶりにゴルフが正式競技となる2016年のリオデジャネイロ五輪についても話を交わした。「改めてオリンピックの舞台に立ちたいという気持ちが強くなりました。枠が1つでも、2つでも目指して行きたい」と前進するためのモチベーションの方が数多い。

今大会は開幕前に芝が多く雨水を含み、例年とは異なる戦い方が必要になる可能性もある。それでも「与えられた条件は同じ。その中でベストを尽くせるか。それも含めてゴルフだと思う」と冷静。節目の一戦にも力むことなく、通過点としてプレーする姿勢は崩さない。(北海道北広島市/桂川洋一)

2012年 ANAオープンゴルフトーナメント



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