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石川遼

石川遼、ショット修正できず27位に散る

2年ぶりの大会制覇に向けて「最後まで諦めません」と、首位と6打差12位タイの石川遼が、「コカ・コーラ東海クラシック」の最終ラウンドをスタート。注目のファーストショットは右に大きく曲がり、多くのギャラリーが見つめるその中へ。

前方の枝を避けて低く出した2打目は再びラフ。3打目でグリーン奥のラフまで運んだが、寄せきれずに4mのボギーパットも外すダブルボギーとしてしまった。2番、そして3番でもドライバーショットを右に曲げた石川は、自身のパーパットを終えると他の選手のプレーは見ずに下を向いて反省を繰り返していた。

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ところが、ショットは改善されず、4番で右の林に打ち込みボギー。続く5番パー3は3日間完璧だったバンカーショットの精度まで失われ、5mを残して連続ボギー。6番でこの日初めてフェアウェイを捉えるが、その後も安定という表現は難しい状況が続いた。

しかし、後半に入ると12番パー5、14番、15番パー5とバーディを積み重ねスタート時の2アンダーに戻すが、16番パー3で3パットのボギー。さらに17番、最終18番とティショットを曲げてしまう。17番はダブルボギー、18番は2打目をグリーン右サイドの池に入れてしまいボギーに終わった。

「先週まで左に行くミスが多かったけど、今日は右が続いてしまって。どうしたらいいのかを正直悩みながらのラウンドになってしまいました。でも、ラウンド中に悩んで、ミスをしたくないという気持ちで打っていたら、真っすぐに飛ぶわけがないんですよね・・・」とラウンド中に見せた反省していた気持ちを打ち明ける。

前日はバーディもボギーもない静かなラウンドだったが、この日は5バーディ、5ボギーに2ダブルボギーと波乱の内容だった。「コースとの相性が良い」という気持ちから、2年ぶりの優勝を狙っていた石川だが、通算2オーバー27位タイという順位でホスト大会3連戦を終了した。(愛知県みよし市/本橋英治)

2011年 コカ・コーラ東海クラシック



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