2011年 コカ・コーラ東海クラシック
期間:09/29〜10/02 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
石川遼、首位とは差が開くが19位タイに浮上
大会初日はドライバーでのティショットが1回しかフェアウェイをとらえることが出来なかった石川遼。迎えた「コカ・コーラ東海クラシック」2日目のラウンドも、序盤からドライバーショットが安定せずに苦しい展開となった。
この日初めてフェアウェイをとらえたのは6番ホール。その6番で2打目をピンの左5mにつけると右に切れるラインを読みきってバーディを先行させる。10番では2オンに成功するが、ピン奥からのバーディパットを1.5m残すと、これを外して3パットのボギー。それでも12番パー5では2打目で花道まで運び、2mのバーディパットを沈めた。
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スコアだけを見ると2バーディ、1ボギーと2日連続の1アンダーで通算2アンダーとおとなしいが、前半はドライバーショットが安定せず、後半はアイアンショットが安定せずにバーディチャンスを迎えることが出来なかった。
「ドライバーショットはばっちりタイミングが合うショットが何回かあったので、振っていて気持ちよかったです。その代わり、アイアンショットで右に出てしまうミスが多かったと思います」とこの日のラウンドを振り返る。
この日ドライバーでフェアウェイを捉えたのは5回。初日に比べれば格段に良い数字だが、2番では2日連続で左サイドの崖下に打ち込み、初日右に曲げた11番は左サイドの林に入れるなど大きく曲げる場面も見られた。
「今日はいっぱいいっぱいの1アンダーだったかなと思いますけど、悪い位置ではないと思います。最近、初日、2日目は静かにやることが多いので、その分、土、日で爆発したいと思います」。順位は21位タイから19位タイへと少し浮上したが、首位との差は3から6ストロークへと開いてしまった。少し改善されてきたショットが3日目には安定度を増すことが出来るか。明日は片山晋呉、谷口徹とのラウンドとなる。(愛知県みよし市/本橋英治)