ニュース

米国男子マスターズの最新ゴルフニュースをお届け

2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

石川遼

遼、攻めきれずに失速「自分からチャンスを逃した」

3度目の「マスターズ」で初の予選突破を果たし、石川遼にとって未知の領域となる決勝ラウンド。スコアが大きく変動する“ムービングサタデー”を迎え、「ピンポジションも含めて、一気にスコアを伸ばせるチャンス」とビッグスコアも視野に入れ、3日目のスタートを切った。

「前半はアグレッシブに狙っていけた」と、2番パー5で3打目をピンに絡め、幸先良くバーディを先行。さらに6番パー3でも2.5メートルを沈めてバーディを奪い、狙い通りスコアを伸ばしていく。だが、「9番のセカンドあたりから、アイアンの感覚が良くなくなってきた」と流れは急変。パーオンはするものの、ピンの手前に大きくショートする場面が目立ち、なかなかチャンスにつけられない。さらに「上りのラインでパットが打ち切れず、オーバーしたことがあまりなかった」とパットでもショートが目立ち、スコアは停滞。後半は一転して3ボギーを叩き、最終的に2バーディ、3ボギーの「73」と1ストローク落とし、通算1アンダーの30位タイに後退した。

<< 下に続く >>

予選を突破し、あとは上を目指すのみの決勝ラウンドだが、「アグレッシブに攻め切れなかった」と唇をかむ石川。「バーディを獲りたい気持ちに変わりは無かったけど、ボールに(勢いが)伝わっていないのは自分の気持ちが弱かったんだと思う。スコアを伸ばせるチャンスを、自分から逃してしまった」と、昨日の笑顔とは対照的な表情を見せる。

「来年のマスターズに向けて望みが繋がるように、なんとか良い終わり方をしたい。来年、そして今シーズンの自分に期待していいかな、と思える終わり方をしたい」。ホールアウト後、コーチを務める父・勝美氏の指導のもと、ショットからパットまで約1時間の練習をこなしコースを後にした。

2011年 マスターズ



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!