逆転での2年連続賞金王獲得なるか！？注目の初日を迎える石川遼

国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で、2年連続賞金王に向けて逆転優勝を狙う石川遼。この試合で石川は優勝が絶対条件で、現在賞金ランキングトップのキム･キョンテ（韓国）が、2位タイ（3人以内）以下になった場合、石川の2年連続賞金王が確定する。

その大事な一戦を前に石川は「明日のスタート時には緊張もあると思いますけど、いいプレーをしたいという意気込みもあると思いますし、いかに自分のプレーをコントロールできるかが大切ですね」と、心境を語った。

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そして、スコアに繋がる鍵は「グリーン上です」と話す。会場となる東京よみうりカントリークラブは、9番、18番などグリーンの傾斜が急なことが特徴で、どのホールもピンの奥につけてしまうと、下りのパットを残してしまいピンチになってしまう。

賞金王獲得への意気込みは「残された道は1つですし、一番大切なのは最終日に優勝争いに加わることだと思います。2年連続賞金王になる厳しさを感じていますけど、いい経験をしていると思っています。始まってみないと分からない部分もありますが、目の前の1打1打で最善を尽くしてやって行きたいと思います」と話す。

大会初日は、石川がこれまで同組でラウンドした8回中、1度しかスコアで上回ることができていないキョンテと、池田勇太と同組。緊張すると思いますと話す石川が、その緊張を良い方向につなげられたら、好スタートを切ることができるが、気負いすぎると、これまでの対決のようにキョンテのゴルフに圧倒される可能性もある。今年の賞金王争いを左右する最大のポイントは明日の初日になるかもしれない。