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石川遼

遼、惜しいパットが続くも「いつか入る!」

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」に、2008年大会以来2年ぶりの優勝を狙う石川遼は、初日に4バーディ、1ダブルボギーの2アンダーで11位タイとまずまずのスタートをきった。

10番スタートの石川は、13番でピン右横3mのバーディパットを決めた。ところが16番パー3で、ティショットをグリーン左のバンカーに入れると、左足さがりのライからの2打目はバンカーの土手に当たって再びバンカーへ。3打目はピンを3mオーバーし、このパットを決められずダブルボギーにしてしまった。

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そして、2年前に石川がウォーターショットで優勝を手繰り寄せた18番パー5では、ティショットを左サイドのラフに入れ、2打目でグリーン左サイドのカラーまで運び、イーグルチャンスを迎える。およよ6mをパットで打った3打目はカップの左横で止まりバーディとなる。

前半からドライバーショットは安定していたが、後半に入るとアイアンショットも冴えをみせた。しかし、数ホールでカップに蹴られるなどチャンスを逃すが、3番、7番でバーディを奪い2アンダーまでスコアを伸ばしてきた。

「惜しいパットは多かったですが、かすったり蹴られたりしていれば、いつかは入ると思いますので。それに惜しいパットが打てるということは、ショットが良くてチャンスにつけられているということですし」と、スコアこそ伸びなかったが、ショットが安定していることに満足する。

「明日が唯一お天気マークが出ていますので、スコアは大きく動くと思います。ただ、良くなったからといって、このコースの難しさは変わらない。アンダーパーで回るのも精一杯だと思う。その中でもピンポイントで明日という日に良いゴルフができれば最高です」。首位とは7打差がついているが、焦る気持ちを押さえて大会2日目を迎える。

2010年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント



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