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石川遼

遼、初日好スタートに「わくわくドキドキです!」

国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」の初日を迎えた石川遼が、6バーディ、1ボギーの5アンダーをマークして、首位と4打差ながら7位タイの好スタートを切った。

スタートの1番ではティショットを左サイドのラフに入れ、2打目はグリーンをオーバー。返しのアプローチを寄せきれずにボギースタートとなった。2番も2打目がグリーンをオーバーしたが、パーでホールアウト。そして3番パー3で、ティショットをピン手前3mにつけて、コーライ芝攻略用に強めのパットでバーディを奪った。

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続く13番パー5は、2打目をグリーン左サイドのラフに入れたが、バーディ。さらに18番パー5も2打目をグリーン右に外したが、アプローチをしっかり寄せてバーディを奪う。そして後半も1番、4番、6番パー5と3つのバーディを積み重ねた。

最終9番パー5も石川の飛距離なら十分に2オンも可能だが、2番アイアンを手にした2打目は大きく左に曲がり、ギャラリーの食事用テントに中に入ってしまった。幸い救済可能エリアだったため、グリーン横のラフにドロップしてプレーを再開。このホールをパーで切り抜けることができた。

「一週間試合から離れただけだけど、スタートは緊張しました。今日は後半戦のスタートで、その第1ラウンドという意味でも、良いスタートができてよかった。久しぶりの初日好スタートでわくわく感とドキドキ感を味わっています」と、スコアが良かったことも手伝い、気分良くラウンドの内容を振り返った。

しかし、この日のラウンドに満足してばかりではない。序盤からグリーンをオーバーするショットが多かったが「ラフからの距離感が悪かったですね」。石川は「全英オープン」など欧州遠征をしたあと、北海道、そして「全米プロ」など米ツアー遠征を行い、すべて洋芝でのプレーが続いた。「正直、真夏の野芝でプレーするのは今年初めてなので、フライヤーの計算ができませんでした」。この日のスコアには満足するものの、後半戦初戦で優勝争いに加わることを改めて誓った。

2010年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント



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