2009年 コカ・コーラ東海クラシック
期間:10/01〜10/04 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
遼「最終日が楽しみ!」ホスト大会初優勝なるか!?
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目。前日がサスペンデッドになったため、石川遼は16番パー3からプレーを再開。その最初のホールでボギーを叩いたが、17番、18番はパーで通過し、第3ラウンドを通算5アンダーの7位タイからスタートした。
2番、3番と連続バーディを奪った石川は、6番でアプローチのミスからボギーを叩いたが、その後もスコアを伸ばした。この日の石川は4つあるパー5で着実にバーディを奪うと、8番パー3ではチップインバーディを奪い、石川組を追う大ギャラリーを沸かせた。
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朝のラウンドでボギーを叩いた16番パー3でもバーディを奪い、7バーディ、1ボギーと6ストローク伸ばし、通算11アンダーで単独首位に浮上。今季4勝目、そしてホストプロとしての初優勝に王手をかけた。
朝のラウンドではピンク色のシャツでプレーした石川は、11時50分からの第3ラウンドでは赤いシャツで登場。「汗をかいていなかったので着替える必要はなかったのですが、着替え用に赤いシャツがあると聞いて、何気なく着替えていました。でも着替えのシャツが白だったら着ていなかったと思います」。石川は最終日に赤いパンツを好むが、やはり赤は気合が入ると言う。その甲斐あってか7バーディの猛チャージを披露した。
石川を1打差で追うのは、予選2日間を同じ組でラウンドした池田勇太と、この日7ストローク伸ばした梶川剛奨の2人。さらに1打差の9アンダーに片山晋呉、8アンダーに宮里優作など強豪選手が続いている。「すごい顔ぶれですよね。僕が石川じゃなかったらコースに見に行きたいくらいです」と言い記者の笑いとりながらも「でも石川で良かったです。やっぱり自分でプレーするのが一番楽しいですから」と、最終日のラウンドを今から楽しみにしていると話す。
石川の今季3勝は「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」と「サン・クロレラ クラシック」、そして「フジサンケイクラシック」。いずれもクラシックという大会名だ。年間4試合ある“クラシック”を全てを制することが出来るだろうか。