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石川遼

耐える遼! ノーボギーを続け暫定首位タイに浮上!

国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタ」の2日目に、石川遼がコースに姿を現したのは13時だった。コース付近は朝から雷鳴が響き、石川が宿泊している場所でも雷を確認。大会本部と連絡を取り合って、スタートの遅れ状況や再開目処などの情報を入手し、時間調整を行った。

11時の時点でトップ組のスタート時間が12時ということを知ると、コース付近の一般営業しているゴルフ練習場で軽く練習を行った。「一般の方が数人いましたが、『まさか、これからスタート!?』ってびっくりされちゃいました。この時間にスタートしたのは初めてですね」。「全英オープン」や昨年の「つるやオープン」で16時30分頃のスタートは経験したが、16時55分スタートというのは初体験だった。

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1番から2m程度のバーディチャンスにつけた石川だが、前日のようにはパッティングが決まらなかった。4番ではティショットを右サイドのバンカーに入れ、2打目はバンカーのアゴに当り80ヤードしか飛ばなかった。しかし約100ヤードの3打目をピン左1.5mにつけパーをセーブする。

ピンチを切り抜けた石川は、6番パー5の2打目でグリーン手前の花道まで運ぶと、アプローチをカップまで40センチに付けバーディ。7番は2m弱のバーディパットを外したが、8番で2.5mを決めバーディ。さらに最終9番パー5は2オンに成功すると、8mから2パットのバーディを奪ったところで、日没サスペンデッドとなった。

「夕闇が迫る中でゴルフをするのは、小学生のころに薄暮プレーなどしていましたので慣れています。でも、9番のイーグルパットは読みにくくて正直怖かったですね。ちょうど半分の9番までプレーを終えられてラッキーでした」。サスペンデッドになったとはいえ、石川はこのような変則日程を楽しんでいるかのような表情を浮かべる。

第2ラウンドを9ホール残した石川は、大会3日目の7時10分に10番ティに立つ予定だ。

2009年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント



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