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石川遼

遼、“淡々と”首位をキープ! 決勝ラウンドも平常心で

「サン・クロレラクラシック」初日で7アンダーをマークし、単独首位で2日目を迎えた石川遼。この日も大きなミスは見られず、6バーディ、2ボギーの「68」をマークし、通算11アンダーで首位の座をキープした。

過去3勝の実績、さらには海外メジャーの経験も一因か。「すごく淡々とプレーできました。一喜一憂することなく落ち着いて、目の前の1打に集中することができました」と振り返る石川。「プレー中もスコアを数えていなくて、ホールアウトしてみたら4アンダーだった、という感じです。6つもバーディを獲った雰囲気は、まったくありませんでした」。技術的にもメンタル的にも、石川の成長を強く感じた言葉だった。

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プレー内容でもピンチらしいピンチも少なく、最後まで堅実なプレーを展開。特にパー5でスコアを伸ばせていることが首位キープの最大の要因であり、石川の強みとなっている。初日は1イーグル2バーディ、この日も4つ全てでバーディを奪取。「ここのロングホールは、セカンドでグリーンに届くか届かないかギリギリの距離。中途半端なスイングはできないし、それが合っているのかな」。この日も初日と同様、9番アイアンを抜いて5番ウッドをバッグへ。この日、4つすべてのパー5の2打目で5番ウッドを使い、2度の2オンに成功。距離の長いパー5の対策として挿した5番ウッドが、プラン通りの大活躍を見せている。

「明日は、ある程度は緊張すると思いますが、優勝に関しては何も気にせずにやりたいですね。最終日の15番ホールまでは、全く変わらないリズムでプレーできればと思っています」。石川が首位で予選を突破したのは、2008年の「東建ホームメイトカップ」以来。この時は決勝ラウンドで崩れ勝利を逃したが、今の石川に過去の事例はあてはまらないだろう。

2009年 サン・クロレラ クラシック



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