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富田雅哉、誰よりもゴルフ場に近いのに・・・

国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」が開催されているのは三重県いなべ市の涼仙ゴルフ倶楽部。開幕戦が行われる東建多度カントリークラブ・名古屋とは車だと3分で行き来できる距離に隣接するが、こちらは桑名市となる。開幕戦でも地元出身として度々取り上げられる富田雅哉は「本当はこっちが地元だよ」と言う。

「今は住んでいないけど、実家は車で10分ぐらいかな」という富田は、今大会の出場資格を持たずウェイティングの2番目として大会前日も黙々と練習を繰り返していた。朗報が届いたのは午後2時過ぎだった。欠場選手が出たため、滑り込みで出場が決まったのだ。

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実家が至近距離ということで、コースは得意かと質問をすると「回ったことないんですよ」と意外な回答が返ってきた。富田がゴルフを始めたのは高校への登校のために岐阜県に移り住んでからということで、実家住まいのころはゴルフに縁もなくご近所の涼仙には踏み入れたことがないという。

そして、これから実家に帰るのかと聞くと「これから岐阜です。ウェイティングで入れるかわからなかったし、明日、偶然にも午後スタートで良かったです」と、練習を切り上げると岐阜県瑞浪市の自宅に向かった。

昨年まで5年間維持したシード権を失った富田は、今季はツアーの出場試合数が激減。先週の土曜日には女子ツアーの「ゴルフ5レディス」を観戦。「女子は初めて見ました。ギャラリーも多いし華やかですね」とこちらも自宅から車で10分の距離にある、みずなみカントリー倶楽部に訪れた。

「試合に出られないのはしんどいですね。いままで当たり前のように試合があったから、出られるありがたみを凄く感じています。でも、今回もスポットでしょ、調整とかうまく気持ちも乗せられないんですよ。コースは誰よりも身近な存在なのに、おもいっきりアウェイですよ」と苦笑い。

そして大会初日、多くの選手がバーディを量産しアンダーパーが103人という展開に、富田は1バーディ、4ボギーの3オーバーで127位タイと大きく出遅れてしまった。「やっぱりって感じでしょ。こんなもんなんですよ、出直します。でも、このままでは終わらないですからね」と足早にコースを後にした。シード選手から脱落した富田だが、別れ際に残した「このままでは・・・」という言葉に、必ずシード選手として復活するという強い意欲を感じた。(三重県いなべ市/本橋英治)

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2012年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙



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