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有村智恵「日本人選手としてなんとかしなきゃ!」

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」は、初日にアンダーパーが1人で、2日目を終わっても5人だけ。難易度が高いコースでの戦いに、多くの日本人選手が苦戦し、韓国、中国などカタカナ名の選手が上位に名を連ねている。

その状況で「日本人選手としてなんとかしなきゃ!」という思いを持って戦っているのが有村智恵だ。初日にイーブンパーの2位タイにつけた有村は、「外国人選手の名前ばっかりですよね。日本人として何とかしないと・・・」とラウンド後の記者会見で語った。

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そして迎えた2日目、有村は4バーディ、1ボギーという内容で通算3アンダーの首位タイに浮上した。そしてこの日の会見でも「昨日の結果を見て、外国人選手が上位に多すぎて、やっぱり頑張らなきゃいけない、負けたくないという気にさせられたので。その気持ちを出して最後までやっていきたい」と改めて思いを強める。

有村と首位で並ぶ朴仁妃(韓国)は、先週米国で開催された女子メジャー「クラフトナビスコチャンピオンシップ」に出場していた。有村が9位で朴が10位タイ、このときは有村のほうが1打勝ったが、今回はどのような結果が待っているのか。

「彼女は最終日に爆発的なスコアを出すイメージなので、爆発力は怖いけど、今日首位に並べたのは、私も気持ちで負けていなかったからだと思います。彼女も人間ですし、対等の目線でいつも通りのゴルフをしたいと思います」。朴に対する警戒心を持ってはいるが、自分のゴルフに集中して今季1勝目を目指す。日本を代表する選手の1人に成長した証を多くのファンの前で証明してもらいたい。(編集部:本橋英治)

2010年 スタジオアリス女子オープン



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