2009年 リゾートトラストレディス
期間:06/05〜06/07 場所:ザ・カントリークラブ(滋賀)
古閑、久々にゴルフがやりたくなった!
国内女子ツアーは今週、第12戦となる「リゾートトラストレディス」が、滋賀県のザ・カントリークラブで開催される。プロアマ戦が行われた大会前日、パッティンググリーンから独特の笑い声が響いてきた。ラウンド中のインターバルを利用して、パッティングの練習を行う古閑美保が、1つ前の組でラウンド中の諸見里しのぶと結婚感などの談笑をしていた。
この2週間、古閑は会場に姿を現していたが、左手首痛のため2試合連続の棄権となった。先週の「廣済堂レディスゴルフカップ」の練習日も古閑の笑顔が見られなかったが、この日は久しぶりの満面の笑みが随所でこぼれた。
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「クラブを握れないくらい痛くて、ゴルフができない状態が続いたので、ゴルフがしたくなりました。久しぶりに。今はほとんど痛みは感じないけど、思い切り力を入れるのは怖いかな。(試合の)結果が良いかは分かりませんが、とにかく試合には出ます。出られるだけでも良くなってきたのかな…」。プロアマ戦を終えた古閑が左手首の状態について語った。
前週は、針治療に加え、病院に通いリハビリを行った。背中と右の股関節のバランスが崩れると、左手首に負担がかかるという説明を受け、手首の患部ではなく、その2箇所の矯正をおこなったと話す。
「手首以外悪いところがないので、体調はすごく良いです。ただ、パットの調子が良くなってきたところで休んでしまったので、ちょっと心配ですね」。昨年、賞金女王となった古閑も、現時点では未勝利で賞金ランキングは14位となっている。あとちょっとの所で優勝を逃す試合もあるだけに、この2週間の休養で気持ちをリセットして、次なる戦いに挑む。練習グリーンで聞いた古閑の笑い声。やはり国内女子ツアーには、あの笑い声と笑顔が必要不可欠だと感じた。