今大会は未勝利と、地の利を活かし切れていない茂木宏美。今年こそ大願成就なるか！？

今週開催される「SANKYOレディース」。例年、大会関係者から熱い期待が寄せられているのが、地元・群馬県出身であり、かつ戦いの舞台である赤城カントリー倶楽部に所属する茂木宏美だ。

同じく群馬県で7月に開催された「ベルーナレディース」で今季初勝利を挙げている茂木。「ベルーナも地元開催ということで思い入れはありますが、ここはホームコースだからやっぱり違いますよね」と、今大会にかける意気込みは並々ならぬものがある。

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さらに、前週の男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」で今季初勝利を挙げた武藤俊憲も、実は赤城カントリー倶楽部の所属プロ。「直接会ってはいませんが、“おめでとう”メールは打ちました。同じ週に優勝できればいいね、というメールをしていたのですが、先週は私がダメだったので…」。1つ年下の武藤に対し、申し訳なさそうに声を小さくしていた。

「武藤くんの優勝で赤城が良い雰囲気になっているので、私も続きたいですね」。コースを知り尽くした地の利、地元から駆けつける大勢の応援団の声援、そして武藤が初勝利を納めた直後の刺激。今週の茂木の背中には、勝利へ向けて後押ししてくれる沢山の力が働いている。（編集部：塚田達也）