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有村、調子は崩すも粘って13位タイ

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2日目、有村智恵アン・ソンジュと同組となり9時48分にティオフする。序盤、6番でグリーン奥からのアプローチをミスしてボギーとすると、8番(パー3)ではティショットを右バンカー入れて、1.5mに寄せるもこのパーパットを決められず、スコアを2つ落として前半を折り返した。

「昨日に比べると調子が良くなくて、ティショットがラフに入りやすくてグリーンに載せるのが難しかったです。載せても15m以上のバーディトライは難しいので簡単にパーは獲れないし」と、風は弱まったものの、ショットの精度を欠いた有村は苦戦を強いられる。

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それでも、10番では52度のウェッジで3mにつけてバーディ、13番(パー5)でも50度で1mにつけてバーディを奪うなど、要所でショートゲームに冴えを見せる。しかし、15番、16番と「思った通りのところに打てていた」というパットが外れて連続ボギー。高麗(こうらい)グリーンを攻略し切れず、2日続けての「74」で通算4オーバー、順位も一つ下げて13位タイとなった。

今大会では過去2年間、連続トップ10に入っている有村だが、「今年は飛距離が出て強い球が打てているし、去年、一昨年に比べると調子は良いです」と首をかしげる。「それをスコアにつなげられるよう明日以降頑張りたいです。あと2日でこのコースの攻め方を学んで、また来年につなげていきたいです」と、尽きない探求心を垣間見せた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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