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調子は上向き!有村は12位発進

国内女子ツアー今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に臨む有村智恵は、賞金ランキング順に組み合わされた初日は横峯さくらと同組となり10時36分にティオフした。

「1番、2番とそんなに難しくないバーディトライから、2~3mのパーパットを強いられた」と有村が振り返るように、穏やかだった前日までとは違い、この日は朝から強い風が吹き、スムーズなグリーンは速さを増した。

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3番ではティショットがフェアウェイ中央の木に掛かり、レイアップを余儀なくされてのボギー。続く4番でもアプローチをミスして連続ボギーとしてしまう。それでも「このコースではしょうがないんじゃないかと思えるボギーだったので、気にしないでいこうと思った」と有村は振り返る。

風がコースの難易度を上げる中、5番以降はパープレーを続けて後半は11番(パー5)、16番(パー3)でバーディを奪い、ボギーは14番の一つに抑えて通算2オーバーでホールアウト。12位タイと上々の滑り出しを見せた。

「先週に比べたらまともなゴルフができています。最高のレベルには達していないけど、戦えるレベルなのであとはグリーン上で入ると信じて打つだけです」。首位は4アンダーでその差は6打。「それでも伸ばしている人がいるので、しっかり反省したいです」と、有村は上を見つめた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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