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有村、最終日はスコアを伸ばせず5位タイ止まり

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の最終日。首位と2打差の通算4アンダーの5位タイからスタートした有村智恵は、序盤からショット、パットともに噛み合わず、パーを積み重ねていく。

スコアが動いたのは7番パー3、ティグラウンドで左からの風を感じた有村は、グリーン左のバンカー方向を向いてティショットを放った。ところが思ったほど風の影響を受けずにボールはそのまま左サイドのバンカーに吸い込まれる。

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2打目は、ボールを上げることが出来ずピンまで3mのパーパットを残してしまった。このパットを決められず、前半を1オーバーで折り返した。後半最初の10番は396ヤードと比較的距離の長いパー4で、2オンできなかった有村は寄らず、入らずのボギー。

その後の12番パー5と14番パー3でバーディを奪いスコア戻した。しかし、終盤に入り17番パー3でティショットをグリーン手前の斜面で深いラフに捕まると、2打目はピンをオーバーしてボギーを叩いてしまう。

最終18番はフェアウェイ左サイドからの2打目をピンの右1.5mにつけ、大ギャラリーが取り囲む中でバーディフィニッシュとなった。この日は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、通算4アンダーの5位タイをキープした。

「ショットもパットもアプローチもあまり良くなくて・・・このゴルフじゃダメだなって思います。3日間、あまり良くなかったので、残り5試合はとにかく頑張ります」と、自身のゴルフに納得がいかないまま3日間の戦いを終えることになった。

2010年 マスターズGCレディース



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