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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、「アメリカと同じ準備ができていた」と本領発揮!

「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」初日。宮里藍が7バーディ、ノーボギーと猛チャージを見せ、7アンダーの首位タイに立った。国内ツアーでは、タイを含む首位発進は5回目。過去4回では優勝3回と、実に7割5分の勝率を誇っている。

序盤の2番、ラフから96ヤードの2打目をベタピンにつけてバーディ先行。「そのへんからリズムが良くなった」と、3番でも5メートルを沈めてバーディを連取する。さらに7番で1.5メートル、9番では10メートルを沈めてバーディを奪い、後半へ。10番では3メートルを沈めてナイスパー。「前半の流れを切らすことなく後半へ行けた」と、その後もコンスタントに3つのバーディを重ねた。

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「自分のことだけに集中できたし、昨日から課題にしていたことができている」。好調なパットに加え、「アプローチの距離感が良かった」と、前半は9パット。合計22パットという数字も、プレーの礎となっている集中力の高さを物語っている。

「今週はアメリカと同じ準備ができていた」という宮里。最近の国内ツアー参戦時は、アメリカから帰国直後の移動、そして本戦突入と、ハードな日程の中でこなされてきた。今週は帰国から1週間の休みがあり、2日間を沖縄で静養。練習ラウンドにも十分な時間を充てられた。一時期のスランプ後に「必要性を感じるようになった」というリフレッシュ効果により、心身ともに状態は万全。残り2日間のプレーにも期待は高まるばかりだ。

2010年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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