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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍「バランス広く我慢できた」1オーバー5位タイ

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」に、2年連続で出場している宮里藍。初日は2004年の「ワールドカップ女子ゴルフ」で共に日本代表として世界一に輝いた北田瑠衣と、高校の2学年後輩で宮里を目標とする有村智恵と10時6分に1番からスタートした。

2番パー5でボギーが先行した宮里だったが、3番パー3でピン奥1.5mに乗せてバーディを奪った。この時点でイーブンパーに戻したが、その後はアイアンショットでチャンスにつけることが出来ず、7番ではフェアウェイからのアイアンショットを左に引っ掛けてボギー。さらに8番でもフェアウェイからの2打目で砲台のグリーンを捉えられずに連続ボギーを叩いてしまう。

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「このコースはフェアウェイの芝の下が砂地なので、ボールを上げにくくてグリーンに止めるのが難しいです。あと風も読みづらくて・・・」とアイアンショットのコントロールに苦戦した宮里。それでも後半に入ると、10番パー5でグリーン手前10mからチップインバーディを奪う。14番でボギーを叩いたが、最終18番パー4でも2打目でグリーン手前20ヤードにショートしてしまったが、ここからチップインバーディ。1オーバーの5位タイとまずまずの位置でホールアウトした。

「最後はおまけでしたね」と笑顔の宮里。「まだまだチャンスはあるけど、明日も風次第ですし、硬いグリーンを意識しすぎず、自分の距離感を信じたい。パットは良くなってきているので、良いイメージで回れれば・・・」。昨年とは異なり、追い上げる立場となった宮里が、2日目にどこまで首位との差を詰められるか注目だ。

2010年 スタジオアリス女子オープン



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