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宮里藍が描く挑戦の足跡

首位とは6打差の6位タイから「バーディを狙って攻めていく」

宮里藍が公式戦3冠制覇をかけて臨んでいる国内女子ツアー最終戦、「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」(宮崎・宮崎カントリークラブ)は24日、天候不良でサスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を行ったが、宮里は首位の横峯さくらに6打差の通算2オーバー6位タイでこの日のラウンドを終えた。

第1ラウンドの7番、セカンドショット地点からプレーを再開した宮里は、ここをパーで切り抜け、9番でスコアをイーブンパーに戻すバーディを奪取し態勢を立て直す。しかし「今日は(キャディの)ミックと意見が合わない時があって…」と話すように、ちぐはぐなプレーも目立った。

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第1ラウンドをイーブンパー72でホールアウトし、トップの諸見里しのぶに3打差の単独2位でスタートした第2ラウンド。前半をイーブンパーのままハーフターン後の12番パー3では、5Iで打ったティショットをダフり、2オン2パットのボギーとしてしまう。ここでスコアを1つ落とし、16番ではバーディを奪って再びスコアを戻したものの、上がり2ホールを連続ボギーとし、2バーディ、4ボギーの2オーバー74、通算2オーバー6位タイでフィニッシュ。

「ショットはすごく安定していたんですけど、ショートしがちで、チャンスにつけられなかった」と、消化不良の1日を振り返った。

前週は米女子ツアー最終戦、ADTチャンピオンシップで2日目までトーナメントをリードし、とんぼ返りで参戦した今大会。本人は「大丈夫」と話すが、時差ボケや疲れも出ているだろう。しかしそんな周囲の心配をよそに、「風が吹かなければ、バーディを狙って攻めていきたい」と"藍チャージ"宣言も飛び出し、史上最年少公式戦3冠に向け、第3ラウンドを迎える。

さほど調子がよくなくても、大崩れしないのが今の宮里。それだけの実力が備わっていることを強く感じさせる2日目のラウンドだった。

2006年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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