2015/10/14日本オープンゴルフ選手権競技

6人目の連覇へ 池田勇太はスロースタート宣言

男子ゴルフの日本一を決める「日本オープン」は15日、兵庫県の六甲国際GC東Cで開幕する。今大会で大会連覇を果たす権利を持っているのは、池田勇太ただ1人。過去に5人しかいない連覇へ、気合いが入って当然…
2016/01/29国内男子

腰の低さも日本一?小林伸太郎、焼き鳥店オーナーとの約束の続き

力強いガッツポーズからはうかがい知れない。人前に出ると途端に謙虚になる。シンガポールのセントーサゴルフクラブで行われている「SMBCシンガポールオープン」。雷雲接近の影響で連日のサスペンデッドとなった2日目を終え、ツアー未勝利の小林伸太郎が36ホールを完了し、通算7アンダーの暫定2位タイにつけた。 初めて訪れたシンガポールは、強烈な日差しに高湿度。この日、前日の未消化分を含め24ホールを戦い抜いたが「長くは感じませんでした。無我夢中で」と笑顔で汗をぬぐえた。グリーン上でのプレーが好調で、2ラウンドで計52パット。「ショットでバックスピンで戻そうと思っても、なかなか戻ってこない。アジアと日本の違...
2013/11/03GDOEYE

室田淳がレギュラーツアー引退宣言 シニア日本一が描く新構想

「僕はもう今年でレギュラーツアーは引退しようと思っている」 福岡県で開催された「第23回日本シニアオープンゴルフ選手権競技」の優勝会見。大会2度目の制覇を果たして、シニアメジャーの通算勝利数も「3」に伸ばし、名実ともに国内シニアの第一人者であることを証明した室田淳は、冗談とも本気ともつかない決断を唐突に明かした。 58歳にしてなお、レギュラーツアーと国内シニアツアーの二足の草鞋(わらじ)で頑張る室田は、今季のレギュラーツアーに14戦出場。最高順位は「フジサンケイクラシック」の12位タイで、予選落ちが5試合、棄権1試合。若手と十分に渡りあっているといえる成績を残している。8月のレギュラーツアー「...
2013/05/18日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

今年のプロ日本一決定戦 最終組の平均年齢は22.6歳

松山英樹がプロ4戦目でのメジャー初勝利に王手をかけた。千葉県の総武カントリークラブ 総武コースで開催中の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」は3日目を終え、怪物ルーキーが後続に4打差をつけて単独首位に浮上した。 松山にとって、19日(日)はツアートーナメントで初めて単独首位で迎える最終日。本人は「明日になれば緊張すると思うので、それをどう力に変えていくかを考えて、慌てないようにやっていきたいと思います」と見据えるが、その最終組のメンバーは同世代の若い2人となった。4打差を追うのが24歳の河野祐輝、5打差の3位に23歳の小平智。ともにここまでチャレンジツアーで複数勝利をマークしてい...
2009/10/27米国男子

池田勇太が世界ランクでも石川遼を越え日本一/男子ランキング

◎賞金ランキング(シーズン全46試合中44試合終了) USPGAツアーはシーズン44戦目となり、125位までのフルシード権を巡って熾烈な争いが続いている。アリゾナ州スコッツデールで開催となった「フライズ.コムオープン」を制したのは前週賞金ランキング131位だったトロイ・マッテソン。 単独トップに立っていたマッテソンは、上がり2ホールでトラブルとなり連続ボギー。しかしマッテソンはプロに転向したばかりのR.ファウラーとJ.ラブマークを2ホール目のバーディで破って優勝を飾った。優勝賞金90万ドルを加算したマッテソンは55位までランクアップとなっている。今田竜二は予選通過ラインに2打足りずに予選落ち...
2010/10/17日本オープンゴルフ選手権競技

【GDO EYE】金庚泰がついに日本一のタイトルを奪取!

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日に、コースレコードの7アンダー「64」をマークして逆転優勝を果たしたのは、韓国のキム・キョンテだった。7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフは、同組でラウンドした石川遼も付け入る隙がなかった。 キョンテは2005年、06年と「日本アマチュアゴルフ選手権競技」を制覇し、06年から2年連続でこの日本オープンに出場を果たしている。そして、2008年にプロ転向を果たしたが、プロになってから今大会に出場するのは今回が初めて。韓国人選手が優勝するのは、1972年のハン・ジャンサン以来38年ぶりで2人目となる。 今年5月に行われた「ダイヤモンドカ...
2023/09/18日本シニアオープン

ウィニングパットは“バント” 藤田寛之が「選手人生の下り坂」でシニア日本一

◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープンゴルフ選手権 最終日(17日)◇能登CC日本海・はまなすコース(石川)◇6993yd(パー72)◇晴れ(観衆1253人) 「勝ちたいと思っていた日本タイトルを勝てて、初優勝の新人のコメントみたいですけど、これから込み上げてくるのかな、と思う」――。シニア3勝目、そして初の国内シニアメジャーのタイトルをつかんだ藤田寛之は喜びをかみ締めた。 首位の宮本勝昌と1打差で迎えた最終日は、「優勝のタイトルというのも正直難しいかなあ、という内容だった」と苦しい18ホールだった。前半6番(パー5)と9番(パー3)で伸ばして通算10アンダーの単独首位で折り返したが、15番...
2023/10/16日本オープン

失意の帰国から“日本一” 岩崎亜久竜は再び世界へ

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(15日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れ(観衆7718人) 確かに抱いていたはずの自信や期待がしぼんでいくことが何より苦しかった。岩崎亜久竜はことしから昨季日本ツアー賞金ランキング3位の資格でDPワールドツアー(欧州ツアー)に挑戦した。 「最初の方は自信もありました」。しかし、現実は甘くない。出場15試合のうち3試合だった予選通過は、5月にベルギーで行われた「ソウダルオープン」が最後。限られた出場機会で、試合ごとに国境をまたいで戦うような感覚。気候も芝質も違い、時差や食事面への対応だって求められる。シ...
2023/06/12アマ・その他

馬場咲希「最後にしたい」女子アマ日本一決定戦へコースチェック

◇女子アマチュア◇日本女子アマチュア選手権 事前情報(12日)◇秋田CC(秋田)◇6409yd(パー72) 国内最高峰の女子アマチュア競技は13日(火)から4日間、秋田県の秋田CCで行われる。昨年「全米アマチュア選手権」で優勝した馬場咲希(代々木高)は開幕前日、当地で練習ラウンドを行った。 前週の国内ツアー「サントリーレディス」を49位で終え、兵庫県から移動してきたばかり。初めて回ったコースについて「上りのホールが多く、フェアウェイも狭い。ティショットで木が邪魔になるところが多くて難しい」という印象を持った。18ホールで計6409ydは苦にしない距離の長さ。「ラフに入っても短いクラブで打てれば...
2022/09/06日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

女子プロ日本一決定戦 稲見萌寧は連覇でランクトップ浮上なるか

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72) 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が主催するメジャー大会は第55回目。コロナ禍を経て3年ぶりに有観客(各日上限1万人)で開催される。 競技の普及と拡大を目的に、開催地を毎年変更しており、京都府での開催は初めて。静ヒルズCC (茨城)で行われた前年大会は稲見萌寧が2位に4打差をつける圧勝を見せた。 注目は連覇がかかる稲見。今季は26試合に出場し、トップ10が15度と昨季賞金女王として安定感を誇る。今季3勝目となれば、メルセデスランキングで400ポイントを獲得し、3位からトップの山下...
2021/06/18国内女子

18歳・尾関彩美悠が逆転で女子アマチュア日本一

◇日本女子アマチュア選手権 最終日(18日)◇大山ゴルフクラブ(鳥取県)◇6638yd(パー72) 尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)が4バーディの「68」で回り、6アンダー5位から通算10アンダーに伸ばして逆転優勝を飾った。ナショナルチームの一員である尾関は渋野日向子が卒業した岡山・作陽高の3年生で、2日前の16日に18歳になったばかり。 「今回の大会で(日本では)初めてナショナルチームのユニフォームを着ての試合で、それで自信を持ってプレーできたのが優勝につながったのかなと思います。この経験を生かして、これからも将来の夢に向かって頑張りたいと思います」と喜んだ。 初日から首位をキープしていた手塚彩...
2018/10/07日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

米山剛がシニアプロ日本一 鈴木亨は2年連続の2位

◇国内シニアメジャー◇日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 最終日(7日)◇サミットGC(茨城)◇7018yd(パー72) 2打リードの単独首位から出た米山剛が6バーディ、ボギーなしの「66」で回り、後続に4打差をつける通算21アンダーでメジャー初優勝を遂げた。2015年からシニア入りした53歳が、ツアー通算3勝目を初めての日本タイトルで飾った。 通算17アンダーの2位に鈴木亨とタワン・ウィラチャン(タイ)。鈴木は2位スタートから「68」と伸ばしたが、2年連続の2位に終わった。 今季5勝を挙げるなど賞金レースを独走するプラヤド・マークセン(タイ)は、通算13アンダーの5位で...
2018/08/06日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

20アンダー超の優勝スコアを想定 今年の女子プロ日本一決定戦

国内女子メジャーの今季第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が9月6日から4日間、富山県の小杉カントリークラブで開催される。東京都内のホテルで6日(月)に会見が行われ、コースセッティングの詳細が発表された。 今大会が富山県で行われるのは1982年(高岡カントリー倶楽部)以来、36年ぶり2回目。小杉CCは同県北部に位置するパブリックコースで、レギュラーツアーの開催は初めてとなる。 全長6605yd(パー72)のコースについて、セッティングを担当する塩谷育代は「おそらくビッグスコアが出ると思う」と予想した。既存のホールをそのまま生かす形でフェアウェイを絞りすぎず、昨年比で平均5yd...
2013/10/18日本オープンゴルフ選手権競技

史上初!予選会から日本一へ 野仲茂&甲斐慎太郎がトップ2に

茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースで開催されている国内メジャー今季第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」2日目。2アンダーの11位タイから出た野仲茂が「66」(パー71)をマークし、通算7アンダーとして単独首位に躍り出た。1打差の2位には首位タイから後退した甲斐慎太郎。キャリアでともにツアー1勝の2人が、トップ2を占めて決勝ラウンドに入る。 前半アウトを1バーディ、1ボギーでしのぎ、2アンダーでハーフターンした野仲の心境は「これなら予選を通過できるかもしれない」だった。ところが後半の入口10番、残り187ヤードの第2打をピンそば1.5メートルにつけて奪ったバーディが勢いを呼んだ。17番(パー3...
2013/11/02第23回日本シニアオープンゴルフ選手権競技

首位の室田淳、2度目の日本一へ”宮里藍モード”?

福岡県にある麻生飯塚ゴルフ倶楽部で開催されている、国内シニアメジャー今季最終戦「第23回日本シニアオープンゴルフ選手権競技」の3日目。1打差2位でスタートした室田淳が7バーディ、2ボギーの「67」で通算10アンダーに伸ばし、単独首位で大会2勝目に王手をかけた。 「今日はいいパットが入ってくれた」と、まずは2番(パー3)でグリーン左奥カラーから7メートルを沈めてバーディを先行させた1日に頬がゆるむ。続く3番(パー5)では3打目のアプローチをピン側1.5メートルに寄せてバーディ。さらに4番も難しい6メートルのスライスラインを読み切って3連続バーディで首位を奪い返し、前半は“10”パットの好調さで一...
2021/09/02国内男子

日本一の飛ばし屋×富士桜 ドラディス1位・幡地隆寛の苦労

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(2日)◇富士桜CC(山梨)◇7566yd(パー71) 「たった1ホールのために(午前)3時半に起きたくない」。濃霧による視界不良で順延になる寸前、幡地隆寛は同組の選手たちと懸命に終盤のホールを消化した。最終18番のティショットを終えたあとに中断のホーン。ギリギリでホールアウトにひと安心だ。 早起きを回避したことよりも、うれしかったのが6バーディ、3ボギー「68」のスコア。初出場した2017年大会から5回目の挑戦で初のアンダーパーを記録し、初の決勝ラウンド進出への視界は明るい。前日、メーカー担当者に急きょ用意してもらったスコッティキャメロン PHANTO...
2020/10/07日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

シニアプロ日本一決定戦 谷口徹、藤田寛之、川岸良兼が予選同組に

◇国内シニアメジャー◇日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ◇サミットGC (茨城)◇7023yd(パー72) 3週前の「日本シニアオープン」に続く国内シニアツアーのメジャー大会。日本プロゴルフ協会(PGA)の主催競技は賞金総額5000万円(優勝1000万円)をかけて8日(木)に開幕する。 50歳以上の男子プロが頂点を争う4日間大会は、2013年から現在のサミットGCで開催されている。前年は台風の影響で3日目が中止され、54ホールの短縮競技で白潟英純が優勝。ツアー初勝利を日本タイトルで飾った。 連覇を狙う白潟は予選ラウンドで、シニアオープンからの連勝に挑む寺西明、今季1勝の鈴...
2024/06/14アマ・その他

17歳の鳥居さくらが女子アマチュア日本一/日本女子アマ最終日

◇女子アマチュア◇日本女子アマチュアゴルフ選手権 最終日(14日)◇我孫子GC(千葉)◇6679yd(パー72) 2位スタートの鳥居さくら(滝川第二高)が5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。2打差を逆転する通算14アンダーで初優勝を飾り、後続に5打差をつけて今年の女子アマチュアゴルファーの頂点に立った。 鳥居は兵庫県出身の17歳。米国女子ツアーで活躍する古江彩佳らを輩出した滝川第二高の3年生で、前年大会は14位で終えていた。同年は「日本ジュニア」3位、「関西女子アマ」2位、「兵庫県高校総体」優勝などの成績を収めている。 通算9アンダーの2位に7位スタートから「68」と伸ばした新地真美夏(共...