2023/03/22女子プロレスキュー!

木の根元から救出! 正しい左打ち&片手打ち 高野あかり

「スタンスが取れない場所からのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「木の根元や池の縁など、いつも通りにスタンスが取れない状況では、どのように打つべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 トラブルの対処法として一番に考えるべきは、次打で必ずグリーンを狙える場所(フェアウェイ)に置くことです。まずは、ライの状況をよく見て、アンプレアブル(1罰打)するかどうかを判断しましょう。前方に障害物がなく、転がせそうな状況であれば、クラブを逆に持ち変えて“左打ち”、もしくは右手一本での“片手打ち”のどちらかを選びます。 1. 左打ちではボール位置がポイント 目標に対して...
2023/03/29女子プロレスキュー!

アプローチ練習これはGood!それはBad! 高野あかり

「アプローチの安定感をアップさせたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの悩み】 「前回のラウンドで良かったはずのアプローチが、次の機会では全く寄らなくなることがあります。普段からどのような練習をすれば良いのでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 勘に頼ったアプローチの練習は、良い結果が出にくいものです。いくつかの決まりごとと目安をつくり、反復して練習を行うこと。最も重要なテーマは、一定のスイングスピードと弾道イメージを持つことだと考えます。 1. 力加減を変える練習はBad! 安定感に最もつながらないと思う練習法は、インパクトの強さで調整する力感に頼ったメニューです。力...
2021/10/06女子プロレスキュー!

ショートパットが入る“止め打ち”って何? 佐久間夏美

「ショートパットの成功率UP」をレスキュー♪ ショートパットが入る“止め”打ちって何? 佐久間夏美がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「1mのショートパットの成功率を上げたいです。どのようなことを意識して打てば良いでしょうか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 ショートパットで最も大切なのは、インパクトの再現性だと思っています。フェースの同じところに、同じ角度でボールをヒットできれば、少し転がりが悪くても1mの距離ならカップインする確率は確実に上がるからです。今回は再現性を高めるおすすめの打ち方をお教えします。 1. ヘッドの動かし方とグリップを見直す 再現性を高めるポイン...
2023/04/12女子プロレスキュー!

クロスハンドで距離感を出す とっておきの方法 高野あかり

「クロスハンドで距離感が出ない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「ショートパットの安定感を増すために、クロスハンドグリップを試しているのですが、今度は距離感が合わず、ロングパットが寄せ切れなくなってしまいました…。クロスハンドは諦めるべきでしょうか?」 実はクロスハンドに手順があるって知っていた? 高野あかりがレスキュー♪ 【高野あかりのレスキュー回答】 私も以前は順手→クロスハンドに変え、ショートパットは改善されたのですが、今度はそれまで培った距離感が出しにくくロングパットに悩む日々を送りました。ただ、あることに気づいたことで、距離感も方向性も改善され、自信を持って...
2023/05/03女子プロレスキュー!

アレ!? つま先上がりの正解なんだっけ? 短く握ってコンパクト振り 内田ことこ

「つま先上がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「つま先上がり・下がり、左足上がり・下がりの4つの基本的な攻略法を、いまいち把握できていません。基本的な攻略法を分かりやすく簡潔に教えてください」 【内田ことこのレスキュー回答】 傾斜の基本的な攻略法は、頭の中で記憶していても、コースに出ると真っ白になり、意外と忘れてしまうものです。今回から4回にわたり、ミスの傾向から逆算して考える内田流・傾斜対策法をお教えします。1回目は、比較的に覚えやすいつま先上がりからスタート♪ 1. こぶし一個以上クラブを短く握る つま先上がりではスイング軌道がフラットになり、ボールが左...
2023/05/10女子プロレスキュー!

アラ!? つま先下がりの正解なんだっけ? ソールピタっと母指球&骨盤 内田ことこ

「つま先下がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「つま先下がりの傾斜だと、当たりが薄く弱々しい球が出たり、大きく引っかけたりしてしまいます。つま先上がりと同じように、基本的な攻略法を分かりやすく簡潔に教えてください」 【内田ことこのレスキュー回答】 つま先下がりは、スイング中に体の起き上がりのミスが出やすく、ボールをミートするのが難しい傾斜です。また、つま先上がりとは違い、構え方によってはボールが右にも左にも行ってしまう要素が含まれます。今回もミスの傾向から逆算して考える対策法をお教えします。 1. 傾斜には逆らわない 重心を落として手元がハンドダウンになると...
2023/05/17女子プロレスキュー!

えーと…左足上がりの正解なんだっけ? 番手を上げて体重配分 内田ことこ

「左足上がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「左足上がりからでは、ボールが上がりすぎて距離感が合いにくいです。大きくフックするミスもあり、大たたきの原因となって悩んでいます…」 【内田ことこのレスキュー回答】 左足上がりの傾斜は、グリーンまで上り傾斜が続いていることが多く、左足上がりでボールが飛ばない分(クラブのロフトが寝るため)と、打ち上げの状況をプラスして目安を立てなければならないため、距離感を出すのが非常に難しくなります。ただ、それほどバランスを崩しやすい傾斜ではないので、スイングの再現性を保てば、距離の計算がしやすくなり、グリーンをとらえる確率もアップ...
2023/05/24女子プロレスキュー!

うーん…左足下がりの正解なんだっけ? “右肩センサー”で軸ブレ確認 内田ことこ

「左足下がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「左足下がりの傾斜が苦手で、ダフリやトップのミスばかりで困っています…。しっかりボールをとらえるには、どのように打てば良いのでしょうか?」 【内田ことこのレスキュー回答】 左足下がりでは、傾斜の角度がきつくなるほど球は高く上がりません。ボールを上げようという意識は、捨ててください。低弾道でライナー性の弾道が出ることを前提に、アドレスとスイングを考える必要があります。 1. 右肩が下がらずに上体が回ればOK 左足下がりは傾斜なりに構え、体の軸を維持することが重要です。両肩・両腰のラインを常に傾斜と平行に保つこと。軸が...
2022/04/13女子プロレスキュー!

ドローボールを簡単に最速で習得する練習法 桑木志帆

「ショットのバリエーションが少ない人」をレスキュー♪ ドローボールを簡単に最速で習得する練習法 桑木志帆がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「飛距離アップとコース攻略のために、ドローボールをマスターしたいです。プロはどのような方法でドローを身につけているのですか?」 【桑木志帆のレスキュー回答】 出球がスタンスのラインよりも右に出て、落ち際に左へ曲がるドローボールは、ランが出るので飛距離を稼げる弾道です。うまく活用することでスライスの悩みが減り、ショットのバリエーションが増えることで、コース攻略にも役立ちます。今回は、基本的な意識とマスターするための効率のいい練習法をお教えし...
2022/04/20女子プロレスキュー!

5番アイアンを自分のものにする練習法 桑木志帆

「ロングアイアンを打ちこなせない人」をレスキュー♪ 5番アイアンを自分のものにする練習法 桑木志帆 【アマチュアゴルファーの悩み】 「5番などのロングアイアンを打ちこなせません。どのような練習をすれば、ミドルやショートアイアンのようにボールをつかまえられますか?」 【桑木志帆のレスキュー回答】 クラブが長く、ロフト角が立っているロングアイアンは、元々ボールがつかまりにくい構造をしています。ポイントは、ミート率を上げるための振り幅と最適なアドレスの取り方。今回は、5番アイアンでもピンを狙う精度が身につく練習法をご紹介します。 1. ミスの原因は起き上がり ロングアイアンでの主なミスは、スイング...
2022/05/04女子プロレスキュー!

3種類の高さを打ち分けるアプローチ練習法 桑木志帆

「アプローチがなかなか上達しない人」をレスキュー♪ 3種類の高さを打ち分けるアプローチ練習法 桑木志帆がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「基本的なアプローチショットはマスターしていますが、プロのようにどんな状況でも寄せられる技量が身につきません。どのような練習をすれば上達しますか?」 【桑木志帆のレスキュー回答】 アプローチショットは、ピンまでの距離やボールの落とし所によって、同じクラブでもボールの高さを打ち分けなければいけません。状況に応じたショットを練習しておくことで、よりシンプルにやさしくショートゲームを組み立てることができます。今回は、アプローチ技術がグーン!とアッ...
2022/05/11女子プロレスキュー!

パッティングでの右手の悪さを抑えるには? 桑木志帆

「パットが安定しない人」をレスキュー♪ パッティングでの右手の悪さを抑えるには? 桑木志帆がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「パットの調子が悪いときは、利き手の右手が強すぎる気がしています。どのような点に注意すれば改善できるでしょうか?」 【桑木志帆のレスキュー回答】 ロングパットでは距離感、ショートパットでは方向性を向上させるには、安定したストロークが不可欠。両手がバランスよく、均一の力感をキープできていることが理想です。今回は、利き手の強さを抑えられる2つのポイントと効率的な練習法をお教えします。 1. 両手が一体化するグリップで握る ひとつ目のポイントはグリップ。右...
2021/05/26女子プロレスキュー!

練習場とコースで異なるスイングの落とし穴 大江香織

「アイアンの引っかけ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「練習場ではうまくアイアンを打てているのに、コースでは引っかけのミスを連発…。本番でも同じように打つには、どのような意識が必要でしょうか?」 【大江香織のレスキュー回答】 練習場とコースのスイングで、一番変わりやすいのはリズムだと思っています。原因は、実際ターゲットを目の前にすると、「ボールに当てたい」「遠くへ飛ばしたい」という気持ちが強くなり、スイングリズムが速くなってしまうからです。 1. コースではリズムが速くなる スイングリズムが速くなると、ダウンスイングで右肩が前(ボール側)に出たり、インパクトで体が開いて...
2020/08/19女子プロレスキュー!

アイアンの引っかけを防ぐ板乗りドリル 吉川桃

「アイアンの引っかけ対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「ショートアイアンで、よく左に引っかけてしまいます。プロのようにラインを出して、狙った方向にボールを飛ばすにはどうすれば良いですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 「私も調子が悪くなると、ショートアイアンで左に引っかけるミスが多くなります。そこで今回は、私も実践している引っかけを防ぐための効果的な練習法をお教えします。 1. 体の突っ込みが原因 引っかけの原因は、切り返しのタイミングが早くなり、上体が前方(飛球方向)に突っ込んでしまうことが考えられます。インパクトでフェースがかぶり、左へ巻くような弾道になったり、...
2019/08/28女子プロレスキュー!

ユーティリティで引っかけるのはなぜ? 野田すみれ

「ユーティリティでの“脱引っかけ”」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ユーティリティ(以下UT)でいつも引っかけのミスが出てしまいます…。その理由と対処法を教えてください」 【野田すみれのレスキュー回答】 ドライバーやフェアウェイウッドよりロフト角があり、クラブの長さも短いUTでは、基本的にボールのつかまりが良く、やさしく打つことができます。一方でそのやさしさを理解せずに振りにいくと、引っかけのミスが起こりやすいクラブでもあります。 1. フェースはやや開く ギリギリの距離をきっちり打ちたい時や、ロングホールの2、3打目で距離を稼ぎたい時など、強い球をイメージした時に引...
2020/09/09女子プロレスキュー!

パットの引っかけ、なぜ起こる? 吉川桃

「パットの引っかけ防止」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「重要なパッティングほど引っかけるミスが頻出します。どうしたら防ぐことができますか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 実は私もパット時の引っかけに悩まされている一人です。元々カップの左へ外すことが多く、フックラインではつかまりすぎて、思う方向に転がすことが苦手です。今回は試合でも気をつけている引っかけ防止策をお教えします。 1. ヒール寄りにセットしているかを疑う アドレス時に気をつけている点は、ボールに対して置くフェースの位置です。引っかけの多い人は、ヒール寄りに置いてしまう傾向が強いと思われます。ヒール寄りに置く...
2020/07/15女子プロレスキュー!

自宅でスイングづくり 「9時3時」を鍛えるには? 馬場ゆかり

「素振りを続けても方向性が良くならない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「雨が続いて、なかなかコースに出られません。自宅でできる方向性をアップさせる練習法はありますか?」 【馬場ゆかりのレスキュー回答】 確かに方向性や距離感は、実戦で培われる部分が多いですが、いまの時季はコースに出られないという人が多いと思います。そこで、自宅の壁や床を利用した方向性を上げるためのスイングづくりをお教えします。 1. 9時から3時を重視する 方向性アップのために重要なのは、振り幅9時から3時の間でプレーンが外れないことです。このゾーン内でブレなければ、方向性は自然に改善されます。逆に言...
2021/06/23女子プロレスキュー!

プロがパットの距離感を歩測で養う理由 大江香織

「効率の良いスタート前のパット練習」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ロングパットでの距離感が全くつかめません。スタート前には、どのような練習をすれば良いのでしょうか?」 【大江香織のレスキュー回答】 私のおすすめは、歩測を取り入れた練習法です。距離感はすべて感覚に頼るべきか、歩数を使って目安をつくるべきかでよく議論されますが、感覚はその日その日で変わるもの。冴えている日もあれば狂ってしまう日もあります。距離感はなるべく変動の少ない歩幅に頼るべきと思っています。 1. 歩幅に合わせた10球メニュー 歩幅を使った練習メニューは、カップから1歩、2歩、3歩…とそれぞれの位置...
2021/02/24女子プロレスキュー!

左足上がり・下がりを改善!アプローチ攻略法 斉藤愛璃

「グリーン周りの傾斜克服」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「先日のラウンドで、グリーン周りの左足上がり・下がりが苦手なことに気が付きました。ザックリやトップのミスを防ぐには、どうすれば良いですか?」 【斉藤愛璃のレスキュー回答】 左足上がりと左足下がりの傾斜は、それぞれ起こりやすいミスに応じた打ち方が求められます。それほど難しい内容ではないので、一度覚えれば習得できます。どちらも明日のラウンドで使える実戦向きの攻略法ですので、ぜひ試してみてください。 1.【左足上がり】重力に垂直に構える 左足上がりはフォローでヘッドが抜けにくく、距離がショートしやすい状況です。アドレス...
2021/06/16女子プロレスキュー!

バンカーでやってしまいがちな2つの間違い 大江香織

「バンカーからのリカバリー率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「グリーン周りのバンカーショットが苦手です。基本通りにフェースを開いて打っているのですが、ミスショットばかり…。どのように打てば良いのでしょうか?」 【大江香織のレスキュー回答】 多くのアベレージゴルファーは、バンカーショットの基本を熟知しているようで、しっかり理解して打てている人はごく少数に感じます。とても基本的な内容でも、ポイントを押さえるかどうかで、得意不得意が決まると言っても良いでしょう。今回は、そんなバンカーで押さえるべき2つのポイントをご紹介します。 1. フェースをきちんと開いていない ひ...