2020/08/05女子プロレスキュー!

スティック2本で何が分かる? 吉川桃

「ティショットでの安定感UP」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ティショットで同伴者に『最初からそっち(OB方向)を向いていた』と指摘されることがしばしば…。改善策はありますか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ティショットに限らず、狙った所にボールを落とすには、スイングよりもアドレスの向きを定めるアライメントが最重要だと考えています。なぜか最近ボールが思わぬ方向に飛んでいくと悩んでいたら、アドレス時の方向の取り方を見直してみてください。 1. スティックを十字に置く アライメントの取り方を練習する道具として、スティックを2本用意してください。一本は両足つま先の前に置き、ス...
2020/08/26女子プロレスキュー!

意外と知らない! ピッチ&ランを確実に打つコツ 吉川桃

「花道からのアプローチの精度向上」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「花道からのアプローチは、基本的にピッチ&ランで打っていくのですが、ボールの高さやスピン量が揃わず、距離感が合いません。プロはどのように打っているのでしょうか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 アプローチの基本動作は、同じように振っているつもりでも、微妙に打点がズレるだけで、安定感を失ってしまいます。今回はボールの高さやスピン量を揃え、思い通りにコントロールできるコツをお教えします。 1. トウ寄りでヒットさせる ピッチ&ランを確実に打つコツは、出球の打ち出しを揃えることです。簡単なテクニックとして、フェース...
2020/09/02女子プロレスキュー!

バンカーショット ピンが近いor遠いで何が違う? 吉川桃

「バンカーでの距離の打ち分け」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「バンカーショットが苦手でオーバーしたりショートしたり…。どうすれば距離をコントロールすることができますか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 バンカーショットは、基本的にライが悪い状況なので、難しく考えず、機械的に対応することをおすすめします。ポイントはアドレスでの腰の高さ。腰を落とすor落とさないで、距離を打ち分けるシンプルな方法をお教えします。 1. 腰の高さで打ち分ける 近くのピンに対してボールを浮かせたい時は、腰を落として重心を低く保ちます。逆に、距離を出してランまで想定したい時は、花道からのアプローチと...
2020/11/18女子プロレスキュー!

ボールをつかまえるって、どういう動き? 森美穂

「安定感を生むコツ 教えます」森美穂プロ登場♪ 今回からアベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれるのは、天才少女としてジュニア時代から脚光を浴び、いまなお多くのファンから支持を受ける森美穂プロ。安定感抜群のショット技術は、どのような思考&練習法で生まれるのか!? ショットからパットまで、そのコツを学ぼう。 「ボールがつかまらない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの悩み】 「ボールがつかまらず、なかなか思うような飛距離が出せません。どうしたら、プロのようにボールをつかまえられるのでしょう?」 【森美穂のレスキュー回答】 スイング理論でよく“つかまえる”というワードを聞きます...
2020/11/25女子プロレスキュー!

そもそも打ち急ぎって直せるの? 森美穂

「ドライバーの方向性アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ドライバーショットで飛ばそうと思うと、どうしても打ち急いでしまい、左右に散らばってしまいます。打ち急ぎって、そもそも直せるものなのでしょうか?」 【森美穂のレスキュー回答】 ミスショットの多くは、切り返しのタイミングが早くなる打ち急ぎが原因です。そんな打ち急ぎについて、完全に直すことは難しいですが、ある程度は防ぐことができると考えています。 1. そもそも「打ち急ぎ」とは… そもそも打ち急ぎとは、上体がトップの位置で静止せず、早めに左サイドに流れてしまい、上体が(飛球方向に)突っ込んだり、起き上がったりしてしま...
2020/12/02女子プロレスキュー!

前傾角度はどうしたらキープできる? 森美穂

「アイアンのミート率UP」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーLさんの悩み】 「アイアンでボールを分厚くヒットさせ、強い弾道を生むためには、どうしたら良いですか?」 【森美穂のレスキュー回答】 アイアンショットで分厚い当たりを生むには、ボールより先(約20cm)までヘッドを低く長く保ち続け、インパクトすることが必要です。そのためには、アドレス時の前傾角度をキープすることが求められます。 1. 前傾キープは前傾を意識してもダメ 前傾角度を保とうと、前傾姿勢を意識しても、スイング中はどうしても崩れてしまうものです。インパクトでアドレスの体勢を再現しようと試みても、なかなか実現できないのは、それが...
2019/08/14女子プロレスキュー!

一発で手打ちを直す“肩入れ”術 野田すみれ

注目度急上昇中の女子大生プロが登場♪ 今回から登場するのは、現役女子大生ですでに海外のティーチング資格を取得している野田すみれプロが登場。今年の国内プロテスト合格を目指しており、今後ツアーでも活躍が期待される選手のひとり。細身ながら体を効率よく使った飛ばしのテクニックは、多くのアマチュアも学ぶべき点が多い。 「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「自分のスイングを見た人に『手打ちだよ』と指摘されることが多いです。どうしたら手打ちを直せますか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 手打ちの主な原因は、バックスイングを手先で上げてしまう“手上げ”だと考えています。ポイ...
2018/11/25女子プロレスキュー!

バンカー越えは上げずに上がる構え方 セキ・ユウティン

「バンカー越えショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「バンカー越えのショットで、ピンが手前のシチュエーションが苦手です。ボールをフワっと思い通りに上げるには、どうしたら良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 ボールを高く上げるには、スイングではなくアドレス時の姿勢が重要です。ボールを「上げる」のではなく「上がる」ための体勢づくりで対応しましょう。 1. 体の軸を右に傾ける スイングの動きでボールを上げにいくと、軌道が安定せずダフリやトップのミスが起こりやすくなります。アドレスで体の軸を右に傾け、無理なくボールを上げる体勢をとりましょう。 2. 軸は背中で...
2020/06/24女子プロレスキュー!

1mに強くなるパターマット活用法は? 馬場ゆかり

「自宅でパッティングの方向性アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「自粛期間中にパットを猛練習しましたが、コースでは1mのショートパットが入りません…。どうしたら確実に決めることができますか?」 【馬場ゆかりのレスキュー回答】 パッティングの方向性を上げるには、真ん中にラインが引いてあるパターマットが最適です。ただ、ライン上にボールが転がっていればOKという単純なものではありません。今回はライン入りパターマットで方向性を上げる練習法をお教えします。 1. 出球を意識する パットの方向性は、ほぼ「出球」で決まるといっても過言ではありません。それほどインパクト直後30~50...
2020/12/23女子プロレスキュー!

ラフからの脱出 やって良いこと悪いこと 森美穂

「深いラフからの脱出」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ラフに沈んでいるボールを、フワリと上げてピンに寄せたいのですが…。プロは何を意識して打っているのでしょうか?」 【森美穂のレスキュー回答】 グリーン奥などの深いラフに入ってしまった場合、基本的なアプローチショットでは、うまく脱出することはできません。深いラフでは特別な打ち方が求められます。特にラフでは、打ち方がミスに直結してしまうので、やってはいけないNG行為を頭に入れて臨んでください。 1. 出球のイメージでフェースを開く 左足体重でオープンに構える点は、通常アプローチと同じです。特別な点はフェースを開くこと。ここ...
2021/01/06女子プロレスキュー!

カップから?ボールから?パットのイメージ 正解は!? 森美穂

「パッティングの距離感と方向性アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「パットの距離感と方向性を上げるためには、どのようにイメージすると良いのでしょうか?」 【森美穂のレスキュー回答】 上り、下り、フック、スライスと、グリーンの傾斜を把握することはもちろん、ボールのスピード感と転がり方をイメージすることは、とても重要です。今回は私が実践している、パッティングでの基本的なイメージの出し方をお教えします。 1. カップの入り口を確認する パッティングのルーティンとして、初めにカップ周辺を確認します。どの位置からボールが入るのか。スライスラインなら左ふちから、フックラインなら右...
2021/03/10女子プロレスキュー!

1mをもう外さない お手軽ショートパット強化術 斉藤愛璃

「ショートパットの精度向上」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「1m前後のショートパットが苦手です。効果的な練習法はありますか?」 【斉藤愛璃のレスキュー回答】 多くのアベレージゴルファーさんが、ショートパットを外す要因として、最も重要な2つの課題を挙げたいと思います。ひとつは、アドレスで正しくターゲットを向けるようにすること。もうひとつは、インパクトで力感を緩ませないことです。 1. 手軽にできることがポイント プレー中にアライメントが乱れることは、プロでもよく起こります。傾斜が強いピン位置なら、1mでもラインに打ち出すことに必死でインパクトが緩むことも…。それぞれの課題...
2021/06/09女子プロレスキュー!

林から確実に出すユーティリティ脱出法 大江香織

「林の中からのトラブルショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「林の中からのリカバリーショットが苦手です。確実にフェアウェイに戻す打ち方を教えてください」 【大江香織のレスキュー回答】 林の中から確実に脱出するには、枝葉に当たらないように、低く打ち出す必要があります。ポイントは、低く打ち出すために適したクラブ選びと打ち方。今回は、誰にでも楽に脱出できるおすすめのリカバリーショットをお教えします。 1. ロフトの立ったクラブを選ぶ 多くのアベレージゴルファーは、フェアウェイまでの短い距離に合わせ、ウェッジなどのロフトが寝たクラブを選びがちです。林ではロフトが立ったクラブ、...
2019/02/06女子プロレスキュー!

ねじれば飛ばせる飛距離アップ練習法 エイミー・コガ

「飛距離アップの練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「飛距離を効果的に伸ばすためには、どのような練習法がありますか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 飛距離を伸ばすには、前回お伝えした体重移動を大きくしてもブレない打ち方をマスターすることがおすすめです。今回はそのための効果的な2つのドリルをご紹介します。 1. 左足踏み込みドリル 一つ目は、両足を揃えたままバックスイングを行い、切り返しで左足を踏み込みながらボールを打つドリルです。スムーズな体重移動を体感することができ、飛距離アップにつながる下半身リードの切り返しを覚えることが目的です。 ポイントは、腕を下ろす...
2018/07/01女子プロレスキュー!

腕は振らずに振られて飛ばす 金澤志奈

ほんわか美人の実力派・志奈ちゃん登場! 今回から登場するのは、昨年プロテストに一発合格を果たし、すぐにステップアップツアーで優勝を飾った大注目のルーキー・金澤志奈プロ。周りをほんわかムードで和ます彼女が、ティショットからパッティングまで、上達に欠かせないポイントをわかりやすくレッスンする。 「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「同じくらいの体力のゴルフ仲間に、ドライバーで置いていかれます。効率よく飛ばすためのポイントを教えてください」 【金澤志奈のレスキュー回答】 飛んで曲がらないショットは、単にクラブを力ずくで振り回しても手に入れることはできません。私が普...
2021/05/05女子プロレスキュー!

スライス&フックラインの打ち方 一番の違いは? 上野陽向

「曲がるラインのパッティング対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「曲がるラインが大の苦手です。スライスとフック、それぞれのパッティングで気をつけていることはありますか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 実は、私も以前はスライスラインが苦手でした。打ち出した瞬間に曲がってしまい、毎度ラインを外れてカップに寄っていませんでしたが、アドレス時にちょっとした意識を変えることで克服でき、いまでは得意なシチュエーションになりました。 1. 一番の違いは「手元」の位置 意識を変えたのは手元のポジションです。ストレートラインに比べて、スライスラインはボールがつかまりにくく、フックライ...
2020/08/12女子プロレスキュー!

ロングアイアンをショートアイアンのように打つには? 吉川桃

「ロングアイアンの苦手克服」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ショートアイアンは自信を持って振れるのですが、6番以上のロングアイアンになると、うまく当たりません。どうしたら良いですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ロングアイアンが苦手という人は、スイング中の“力み”が原因と思われます。どんなにクラブが長くても、100ydを飛ばす感覚で、スムーズに振ることができれば大きなミスにはなりません。 1. 飛ばすのではなく“飛ばせる”と考える 考え方としては、スイングの勢いで飛ばすのではなく、スイングは変えずにロフト角通り当てるというイメージをもつことです。ロングアイアンは飛ば...
2018/07/15女子プロレスキュー!

2本のティでつくる分厚いインパクト 金澤志奈

「アイアンのミート率」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「アイアンショットで当たりが薄く、ヘッドスピード通りの飛距離が出ません。どうすれば良いですか?」 【金澤志奈のレスキュー回答】 アイアンショットで分厚いインパクを生むには、ダウンブローでボールをクリーンにとらえることが前提です。今回はダウンブローが身につく効果的な練習法をお教えします。 1. ボールの先に最下点が必須 ダウンブローに打てない一番の要因は、体があおり打ちの状態になって右肩が下がり、ヘッドの最下点がボールの手前にきてしまうことが挙げられます。ボールの手前ではなく、ボールの先(飛球線方向)に位置することが重...
2018/07/22女子プロレスキュー!

ダフリ・トップを抑える上半身チェック 金澤志奈

「アイアンの応急処置」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「調子が落ちると、アイアンでダフリやトップのミスが頻発します。ラウンド中にできる応急処置はありますか?」 【金澤志奈のレスキュー回答】 ダフリとトップはまったく違うミスですが、原因は同じだと考えています。正しいスイング軌道の修正が求められますが、今回はミスを最小限に抑えるためのラウンド中のチェックポイントに絞ってお話ししたいと思います。 1.「両肩」の傾きをチェックする アドレス時の両肩の角度をチェックしてみてください。「ドライバーではアッパーブローのスイングが求められるので角度をつけるべきだけど、アイアンはダウンブ...
2020/06/17女子プロレスキュー!

パターマットでも上達する練習法は? 馬場ゆかり

レッスンにも定評のある馬場ゆかりがリモート回答! 2011年「日本女子オープン」のメジャー1勝を含む、ツアー通算3勝の馬場ゆかりプロが登場。最近ではトーナメント中継のラウンドレポートのみならず、アマチュアへの指導にも力を入れている馬場プロ。パッティングから素振り、アプローチ練習まで、自宅でできる準備法についての質問にリモートで答えてくれた。 「自宅でのパッティング上達」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「自粛期間中に自宅でパット練習を続けましたが、何も変わっていない気がします…。どうしたら効果的に上達できるのでしょうか?」 【馬場ゆかりのレスキュー回答】 毎日欠かさず練習...