2017/10/01女子プロレスキュー!

フックを速攻で直す2つの対処法 村田理沙

「ラウンド中のフック」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「フックやチーピンなど、ラウンド中に左へのミスが止まりません。どのように対応すれば良いのでしょうか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 フックやチーピンの主な原因は、インサイド・アウトの軌道が強くなりすぎてしまうことにあります。私が考える対処法は2つ。ひとつは「下半身」の使い方、もうひとつはグリップの「握り方」です。 1. 「左足カカト」を上げる ダウンスイング以降で下半身の動きが止まって、手だけでクラブを振り下ろしてしまうと、インサイド・アウトの軌道が強くなってしまいます。 下半身の動きが止まらなようにするには...
2021/08/25女子プロレスキュー!

足の動きを止めないで 佐久間夏美

「ドライバーの方向性アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「ドライバーショットが安定しません。右へ曲がったと思ったら、次は左へ。こんな時に何か良い対処法はありますか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 ミスの要因はさまざまですが、ドライバーのミスの主な原因として、下半身の動きが止まっていることが挙げられます。下半身が止まり、上半身だけに頼ると右への押し出し、腕が返ると左へのミスにつながりやすいからです。 1. 足踏みのイメージをもつ 下半身を止めないためには、アドレス時から常に足踏みをしているイメージをもつことです。練習場では実際に足踏みをしながら、ボールを打つ練習を...
2019/09/04女子プロレスキュー!

ライン出しは通常ショットと何が違う? 野田すみれ

「アイアンの方向性」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「プロのようなボールの高さを抑えてラインを出すショットが打ちたいです。ポイントを教えてください」 【野田すみれのレスキュー回答】 ライン出しのショットは、フェース管理がとても重要です。しっかりスクエアに、ややロフトを立ててインパクトさせることで、程よく高さを抑えつつ直進性の良い弾道になります。 1. フェースを被せておく アドレスした際には、若干フェースを被せて構えます。理由はハンドファーストでボールをとらえるため、手がボールより前(飛球線方向)に出ることで、フェースが開いたままインパクトしやすいからです。 2. 腰...
2021/09/01女子プロレスキュー!

まだまだ手ごわい! 夏ラフからのアイアンショット 佐久間夏美

「夏ラフからのグリーンオン」をレスキュー♪ まだまだ手ごわい! 夏ラフからのアイアンショット 佐久間夏美 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「芝の長いラフが苦手で、特に夏場のゴルフで苦労しています。やや距離のあるセカンドショットからでも、うまくグリーンに乗せる方法はありますか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 抵抗が強い夏場のラフからのショットは、無理をすれば大ダフリをして長い距離を残してしまったり、再びラフからといったトラブルになりやすい状況です。夏ラフからは大ミスを避けて、グリーンに乗せる、またはできるだけ近づける対策法がおすすめです。 1. 特別な点はフェースを開くだけ ラフから...
2019/05/29女子プロレスキュー!

バンカーが得意な人と苦手な人の違い 鶴岡果恋

「ガードバンカーからの脱出」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「バンカーショットが大の苦手です。常にホームランか大ダフリのどちらか…。どのように打てば良いのでしょうか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 バンカーショットは難しいようで、基本を押さえればそれほど難しくないショットだと思います。苦手な人でも基本に立ち返るだけでミスが減ったり、意外と得意になったりすることも多いからです。 1. ボール位置は左足寄り&左足体重 苦手な人と得意な人の違いは、アドレスのつくり方です。バンカー脱出の鍵は、ボールを上げるための準備ができているかどうか。ボール位置はドライバーと同じくらい左足...
2017/11/05女子プロレスキュー!

これでザックリは出ない! 緩まないアプローチ 村田理沙

「アプローチでのザックリ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「グリーン周りのアプローチでザックリしてしまうと、一気に自信がなくなってしまいます。同じような状況でミスしないためにはどうすれば良いですか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 確かにザックリは一度ラウンド中に起きてしまうと、次もやってしまうのではないかと不安に陥ってしまう痛いミスです。スコアメークのためには、二度同じミスをしないことが重要。今回はそんなときにイメージだけで予防できる簡単な対処法をお教えします。 1. インパクトでの“緩み”が原因 ザックリの主な原因は、インパクト時の“緩み”にあります。“緩み”とは上...
2019/08/21女子プロレスキュー!

ヘッドが走らない絶対NGな動きとは? 野田すみれ

「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「とにかくドライバーが苦手です。ボールがつかまらず、飛距離を稼げません。どうしたら良いでしょうか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 ヘッドスピードの割に飛距離が出ていなかったり、大きくスライスしたり、ドライバーショットが苦手という人には、ある共通点があります。それはインパクト時の左肩です。左肩が浮いて上体が傾くことで、ヘッドが走らなくなるのです。 1. 左肩が上がる動きは絶対NG インパクトでボールを上げようとして左肩を上げたり、右ひじを絞って右肩が極端に下がると、フェースが開きやすくなります。また、無理にフェースを返せ...
2021/09/15女子プロレスキュー!

アプローチのフォロー取りすぎていませんか? 佐久間夏美

「安定しないアプローチショット」をレスキュー♪ アプローチのフォロー取りすぎていませんか? 佐久間夏美がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「15~30ydのアプローチが苦手です。ダフリやトップのミスを減らすには、どうすれば良いでしょうか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 やや中距離のアプローチが苦手なゴルファーは、ヘッドの動かし方を意識しすぎているように感じます。特にフォローの意識が強い人は要注意。「テークバックとフォローの振り幅は1対1」という意識が強すぎると、安定感を欠く要因になるので気をつけましょう。 1. フォローは最低限に抑える おすすめなのは“ボールを打ったら...
2021/01/13女子プロレスキュー!

ショートパットが入るインパクトの整え方 森美穂

「ショートパットの精度向上」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「1~2mのショートパットが入らず、スコアを崩してしまう時が多いです。何が原因で、どのように対処すれば良いのでしょうか?」 【森美穂のレスキュー回答】 ショートパットでの悩みは、いろいろな要素を考慮して、深く考えすぎると泥沼になりやすいです。できる限りシンプルに考え、多くを考えず取り組む必要があります。今回は反復することで効果を得るドリルをご紹介します。 1.「2個打ちドリル」がおすすめ ボール2個を横に並べて置き、同時にパッティングするドリルです。2個とも同じスピードで打ち出し、ストレートに転がればOK。どち...
2021/06/30女子プロレスキュー!

1mのパットを確実に沈める練習法 大江香織

「効率の良いショートパット練習」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「大事な1mのショートパットを決めきれず、いつもスコアを崩してしまいます。確実に沈めるための練習法とポイントはありますか?」 【大江香織のレスキュー回答】 ショートパットに強くなるためには、基本的な構え方や打ち方も重要ですが、その日の調子や傾向を把握することも大切です。今回はショートパットの強化に役立ち、ラウンド当日の得意ラインも判別できるスタート前の練習法をお教えします。 1. カップを一周する練習法がおすすめ 周辺に傾斜が比較的あるカップを選び、半径1mの距離でグルッと円を描くようにボールを置いて打ち進め...
2021/09/22女子プロレスキュー!

砂が少ないバンカーでは〇〇しない 佐久間夏美

「硬い砂のバンカーショット」をレスキュー♪ 砂が入っていないバンカーでは〇〇しない 佐久間夏美がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「河川敷コースなどの砂が薄くて硬いガードバンカーで、ダフリやホームランなどのミスへの恐怖がつきまといます。何を注意して打つべきでしょうか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 砂が少ないときのバンカーショットは、いつものバンカーの対応とは異なります。実はシンプルで、とても簡単な対応なのですが、知っているかどうかで大きな差が生まれます。今回はそのシンプルで簡単な対処法をお教えします。 1. フェースを開かない そもそもウェッジはロフト角が付いているの...
2018/04/15女子プロレスキュー!

お尻をツン♪で苦手のウッドを克服 岡村優

「FWの打ち方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)がいつも当たらず、苦手意識を持っています。効果的な改善策はありますか?」 【岡村優のレスキュー回答】 FWが当たらない人の傾向として、スイング中に上体とボールとの距離が遠くなったり近づいたりいつも一定ではない点が挙げられます。FWを得意にするには、前傾角度をキープすることが求められます。 1. お尻が上向きならOK♪ 前傾角度を保つには、スイング自体を直すのではなくアドレスのチェック項目を見直すことが効果的です。チェックポイントは、お尻の向き。アドレスに入った直後、お尻がツン♪と上を向いてい...
2021/09/29女子プロレスキュー!

パットの距離感 その日の基準をつくるには? 佐久間夏美

「3パットの撲滅」をレスキュー♪ パットの距離感 その日の基準をつくるには? 佐久間夏美がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ロングパットの距離感がいつも合わず、3パットばかりで困っています…。どうしたら感覚を養うことができますか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 ボールの転がりは、ラウンド当日の天候やグリーンの状態によって大きく変わるもの。私は練習グリーンでその日の基準をつくることを重視しています。漠然と打つよりもある程度の目安を置くことで、3パットを減らす準備ができるからです。 1. 決まった振り幅で打つ 基準をつくるには、練習グリーンの平らな場所で、どのコースでも決...
2018/08/12女子プロレスキュー!

つま先上がりは“半・手打ち”で大丈夫 金澤志奈

「つま先上がり」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「つま先上がりが苦手です。コンパクトに振ることを心がけていますが、飛距離が極端に落ちてスコアも崩してしまいます。どうしたら良いですか?」 【金澤志奈のレスキュー回答】 前傾角度を浅くして打つ「つま先上がり」は、コンパクトに振る意識だけでは、上体の回転がストップして手打ちになりやすいです。“手打ち”ではなく、“半・手打ち”のコンパクトスイングで攻略しましょう! 1. 力感は失わない “半手打ち”というのは、実際には手打ちに感じるくらいコンパクトにスイングするという意味です。“手打ち”と異なる点は、体の力感は失わないこと。それ...
2017/08/06女子プロレスキュー!

つま先下がりでトップしてしまうのはなぜ!? 加賀其真美

「つま先下がりでのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「つま先下がりの傾斜では、アイアンの当たりが薄くトップが頻発します。どんなことに気をつければいいですか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 つま先下がりは、前回の「つま先上がりでシャンクしてしまうのはなぜ!?」とは逆で、平らなライよりボールが遠くなるため、いつも通りの感覚で振るとトップしやすいのです。今回もアドレスの仕方とコンパクトなスイングが必要になります。 クラブが届かず…トップに!! トップしてしまう理由は、(平らなライと同じように)フルスイング感覚で振ると、体の重心が高すぎてどうしてもボールに届かず、上...
2021/01/20女子プロレスキュー!

3つのクラブの使い方で飛距離アップ♪ 斉藤愛璃

「練習法をご紹介します」斉藤愛璃プロ登場♪ 今回からアベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれるのは、今季でプロ10年目を迎える斉藤愛璃プロ。誰もが抱くショットやパットの悩みに応え、彼女が考える理論や実践している練習法を教えてくれる。効率よく上達するためのヒントを学ぼう。 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「距離を伸ばしたいと思っているのですが、全然思うようにいきません。プロが実際に行っている飛距離アップのための練習法を教えてください」 【斉藤愛璃のレスキュー回答】 飛ばすためには、クラブがインパクト直後、フォロー側で「ビュン」と鳴るように、加...
2018/03/11女子プロレスキュー!

バンカー脱出は“右手”でフワリ 川崎志穂

「ガードバンカー」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「グリーン周りのガードバンカーで、いつも砂を取りすぎたりたり少なすぎたり、距離感が合わず悩んでいます。イメージ通りに脱出できる方法はありますか?」 【川崎志穂のレスキュー回答】 ガードバンカーからうまく脱出するには、ヘッドを入れる位置と取る砂の量が適切であることがポイントです。砂を爆発させてフワリとボールを浮かせる理想的なエクスプロージョンショットを放つためのイメージ術をお話しします。 1. 手前にヘッドを入れる 適度なエクスプロージョンショットを放つには、ボール1個分手前にヘッドを入れる必要があります。遠すぎるとダフり...
2019/11/20女子プロレスキュー!

クロスハンドを磨く練習法 井上りこ

「パッティング」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「パッティングの悩みは、打点がブレてしまうことです。方向性と距離感を安定させるには、どうすれば良いでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 私も以前はパットに悩んでいたのですが、ことしから右手を上、左手を下にしたクロスハンドに変えて、ストロークが安定するようになりました。今回はクロスハンドのメリットとデメリット、そしてより精度を上げるための練習法をお教えします。 1. 手首の動きを抑えられる 私はもともと順手だったのですが、手首の動きを使いすぎてヘッドスピードが毎回変わってしまい、距離感が一定ではありませんでした。クロ...
2018/05/13女子プロレスキュー!

風の読み方 いまさら聞けない基本のキ 岡村優

「風の読み方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「アゲンストだと思って打ったらオーバーしたり、フォローだと思って打ったらショートしたり…風の対応がまったくできていません。プロはどのように風を読んでいるのでしょうか?」 【岡村優のレスキュー回答】 チグハグなプレーの要因が、スイングではなく、風をちゃんと計算していないからというケースは意外と多いものです。そういった方は「何となく」で読んでいませんか? 今回は知っているようで意外と知らない風の正しい読み方を学びましょう♪ 1.“あの動作”でティグラウンド上をCheck 最初にチェックするのは、ティグラウンド上の風向きです。芝を...
2021/06/02女子プロレスキュー!

手打ちを何とかして直したい時の練習法 大江香織

「アイアンの精度向上」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「アイアンの精度を高めるための効果的な練習法はありますか?」 【大江香織のレスキュー回答】 アイアンだけではなくスイングが安定しない理由は、手や腕を主体にした、いわゆる“手打ち”でクラブを振っているからです。クラブは手先でも十分操作できますが、フェース面や軌道を安定させるには、全身を使ったスイングがマストになります。 1. 三拍子リズム練習法 手打ちを防止するおすすめのドリルは2つ。ひとつはトップから左腕が地面と平行になる位置までクラブを下ろし、再度トップの位置にクラブを上げて戻します。「1(イチ)、2(ニー)」でこ...