ノ・スンヨルが米ツアー初優勝に王手! 2打差リードで最終日へ
◇米国男子◇チューリッヒクラシック 3日目◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7,399ヤード(パー72)
穏やかな晴天に恵まれたムービングデーを牽引したのは、首位と4打差から出たノ・スンヨル(韓国)。7バーディ、初日から54ホール連続となるノーボギーと危なげないプレーを継続し、この日「65」をマーク。通算18アンダーで単独首位に立ち、米国ツアー3年目での初タイトルに王手をかけた。
同じ最終組を回る首位のベン・マーティンがもたつく間に、序盤からジワジワと差を詰めていった。8番までに3バーディを奪って1打差に詰め寄ると、9番(パー3)をボギーとしたマーティンをついに捕らえてハーフターン。折り返し早々の10番でも伸ばして単独首位に立ち、14番(パー3)からは怒濤の3連続。後続グループの追い上げをかわし、最終日を前に2打のアドバンテージを築いた。
通算16アンダーの2位に、8バーディ、1ボギーの「65」と連日のビッグスコアをマークしたキーガン・ブラッドリーが7位から浮上。通算15アンダーの3位にロバート・ストレブ。さらに1打差の4位に、ジェフ・オバートン、アンドリュー・スボボダと、この日「73」と1つ落としたマーティンの3人が続いた。