バッバとY.E.ヤンが首位発進 松山2打差10位 石川は65位
◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7,216ヤード(パー71)
ツアー屈指の大ギャラリーが来場する名物トーナメントは、“お祭り男”が好発進。2012年「マスターズ」以来の勝利が待たれるバッバ・ワトソンが8バーディ、1ボギーの「64」をマークし、韓国のメジャー覇者Y.E.ヤンと並んで7アンダーの首位スタートを切った。
試合は日没サスペンデッドとなり、10人がホールアウトできなかったが、1打差の暫定3位タイに今季2勝目を狙うハリス・イングリッシュ、クリス・カークら7人。そして前週の「ファーマーズ・インシュランスオープン」で8週ぶりに戦列復帰した松山英樹が序盤からスコアを伸ばし6バーディ、1ボギーの「66」。トップとは2打差、5アンダーの暫定10位タイと上々の滑り出しを見せた。
ウェイティング1番手から開幕前夜に出場が決まった石川遼は、6バーディ(2ボギー)を奪ったが、最終18番を含む2つのダブルボギーが響き、パープレーの「71」。腰痛の影響が心配されているフィル・ミケルソンやリッキー・ファウラーと並びイーブンパーの暫定65位タイで終え、上位スタートはならなかった。
なお、この日の未消化分は翌31日(金)の午前8時に再開予定。その後、定刻通りに第2ラウンドを開始する。