米国選抜リードのまま日没サスペンデッド 松山組は優勢

◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇プレジデンツカップ◇ミュアフィールドビレッジ（オハイオ州）◇7354ヤード（パー72）

同組ペアの2人が交互に1つのボールを打つフォアサムのダブルスマッチプレー6試合が開始されたが、途中悪天候により約2時間半にわたって中断し、4試合がプレー中のまま日没サスペンデッドとなった。総合ポイントで4.5－3.5、米国選抜が1ポイントのリードをキープしている。

決着がついたのは第1試合と第2試合。米国選抜ではフィル・ミケルソンとキーガン・ブラッドリー組が4＆3でジェイソン・デイとグラハム・デリュー（カナダ）を破り、世界選抜はアーニー・エルス（南アフリカ）とブレンドン・デ・ヨング（ジンバブエ）がビル・ハースとハンター・メイハンのペアを同じく4＆3で下した。

第3試合はスティーブ・ストリッカー＆ジョーダン・スピース組が14番を終えてブランデン・グレース＆リチャード・スターン（ともに南アフリカ）組を3アップとリード。第4試合はアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）とマーク・レイシュマン（オーストラリア）が、ウェブ・シンプソン＆ブラント・スネデカー組と接戦を演じ、13番を終えて世界選抜が現在1アップ。米国選抜の強豪ペア、タイガー・ウッズ＆マット・クーチャー組は、ルイ・ウーストハイゼン＆チャール・シュワルツェルの南アフリカコンビを相手に、12番終了で3アップとしている。

そして最終組でプレーした日本の松山英樹はアダム・スコット（オーストラリア）とともに、ジェイソン・ダフナー＆ザック・ジョンソン組との対戦。序盤から優勢に戦いを進め、12番プレー中で4アップと大量リードを奪っている。

大会3日目の5日（土）は、この日の未消化分をプレーした後、午前中にフォアボール（2人のうち良い方のスコアを採用）5試合、午後にフォアサム5試合を戦う長丁場となる。