石川遼、試合離れても世界ランキングは67位のまま
2002年 メルセデス選手権
期間:01/03〜01/06 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
10バーディを奪ったM.ウィアが単独首位
2001年シーズンの優勝者だけが出場できるメルセデスチャンピオンシップが、1月3日(木)ハワイマウイ島のザ・プランテーションコースで開幕した。
昨年は谷口徹が3位に入った世界マッチプレーでPGAツアーがスタートしたが、今年はマッチプレーが2月に移ったため、このメルセデスが開幕戦となった。
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昨年PGAツアーを制したのは34人。そのうち、この大会に出場しているのは32名となっている。2勝を上げたP.ミケルソンは昨年末に生まれた子供と過ごす時間を作るためにしばらくツアーから遠ざかっている。そして、同じく2勝のJ.コセレスは、オフを地元アルゼンチンで過ごし、サッカーのゲーム中に骨折したために欠場している。
32人の中には、グレーター・ミルウォーキー・オープンで悲願の初優勝を果たした丸山茂樹の姿も含まれている。丸山は11月のワールドカップ以降、日本で休養と調整を行い12月中旬に米国に渡った。 初日の丸山は9番パー5でイーグルを奪ったが、12番でダブルボギーを叩くなど安定感に欠け1アンダー21位となっている。
この日好スコアをマークしたのはカナダのM.ウィアだった。1番をバーディでスタートし、4番ホールまで4連続バーディ。その後も勢いは止まらず前半を7バーディの29で折り返した。後半も3つ伸ばしコースレコードの63をマーク。10アンダーで単独首位に立った。
また、T.ウッズはグリーンの芝目を読みきれず、バーディパットを外すシーンも見られたが、パー5で2つのイーグルを奪い5アンダー、8位タイで初日を終了。昨シーズンは3月まで未勝利だったウッズだが、今シーズンはマスターズまでに何勝できるのか。