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2009年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/13〜08/16 場所:ヘーゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)

タイガーが単独首位! 藤田が好スタート、石川遼は69位タイ

米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が8月13日(木)、米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで開幕した。午前中は強い日差しが振り注いだが、午後からは雲り空となり、気温も上がり過ぎず絶好のコンディションに恵まれた。

5アンダーで単独首位に立ったのは、今大会5回目のタイトルを狙うタイガー・ウッズ。「ショットが良かった」と、7,674ヤードとメジャー史上最長を誇るコースを安定性の高いコースマネジメントで攻略し、5バーディ、ノーボギー。特にパー5で3つのバーディを奪うなど、チャンスホールで確実にスコアを伸ばした。1打差で追うのは、タイガーと同組で回ったディフェンディングチャンピオンのパドレイグ・ハリントン(アイルランド)。前週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」では、タイガーと優勝争いを演じながら終盤に力尽きた。その両雄が、今週も再び優勝争いを演じている。

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今大会初出場を果たした石川遼は、ショットは好調なものの、ラフからのアプローチに苦しみボギーが先行する展開。最終的に3バーディ5ボギー、2オーバーの69位タイで終えた。「良いゴルフができたし、自分なり満足しています」と、プレー面では納得しているものの、明日の2日目は予選通過ライン(70位タイ)を見据えてのプレーを強いられる状況となった。

日本勢最高位は、1アンダーの17位タイでホールアウトした藤田寛之。「全力でプレーしました。1アンダーには満足しています」と、明日以降も期待を抱かせてくれる好スタートを切った。片山晋呉は3オーバーの95位タイとやや出遅れたが、「内容は悪くないけど、スコアになっていないだけ」と、気持ちは前向き。今田竜二は開幕前からのドライバーの不調が修正できず、4オーバーの110位タイとしている。他の上位では、ビジェイ・シン(フィジー)、デビット・トムズらが3アンダーの3位タイ。ロリー・マキロイ(北アイルランド)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は、藤田と同じ1アンダーの17位タイにつけている。

2009年 全米プロゴルフ選手権



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