2011年 ザ・プレジデンツカップ

石川遼が2度目の出場!世界選抜VS米国選抜

2011/11/15 12:20
2009年の前回大会は米国選抜チームが勝利。世界選抜は”ホーム”でリベンジを狙う

2年に1度の世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」が11月17日(木)から20日(日)までの4日間、オーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行われる。

1994年から行われている同大会は今年で9度目の開催(2002年大会は米国同時多発テロの影響で1年延期)。両チームともに12人の代表選手がダブルス、シングルスによるマッチプレー形式による争いを繰り広げ、ポイント制でタイトルを争う。

前回大会までは6勝1敗1分けと米国選抜が大きくリード。それだけに地元、豪州での戦いを迎える世界選抜チームを率いるグレッグ・ノーマン主将の鼻息も荒い。世界ランクの上位10人(9月18日時点)で決まる代表選手の中には、その豪州勢のジェイソン・デイアダム・スコットら。また、南アフリカからは今年のマスターズ王者チャール・シュワルツェルが加わった。そして今大会は韓国からチェ・キョンジュY.E.ヤンキム・キョンテ。そして日本の石川遼とアジア勢が4人。2009年に続く2度目の出場となる石川も、大きな戦力として期待されている。

対する米国選抜はフィル・ミケルソンスティーブ・ストリッカーら百戦錬磨の選手に加え、ダスティン・ジョンソンウェブ・シンプソンニック・ワトニーバッバ・ワトソンら新鋭が勢いをもたらしそうだ。そしてフレッド・カプルス主将は論争も巻き起こしながら、不振にあえぐタイガー・ウッズをキャプテン推薦で選出。大陸をまたぐプライドのぶつかり合いが繰り広げられる。

【世界選抜 グレッグ・ノーマン主将】
ジェイソン・デイアダム・スコットジェフ・オギルビー、※ロバート・アレンビー、※アーロン・バデリー(以上オーストラリア)、チャール・シュワルツェル、レティーフ・グーセンアーニー・エルス、(以上南アフリカ)、チェ・キョンジュキム・キョンテY.E.ヤン(以上韓国)、石川遼(日本)

【米国選抜 フレッド・カプルス主将】
マット・クーチャースティーブ・ストリッカーダスティン・ジョンソンウェブ・シンプソンニック・ワトニーフィル・ミケルソンバッバ・ワトソンデビッド・トムズハンター・メイハンジム・フューリック、※ビル・ハース、※タイガー・ウッズ
(両チームともに※の選手がキャプテン推薦による選出)

朝の公式フォトセッションの前に、チーム一番乗りで練習場に来て練習を黙々とこなしていた石川遼
キャディも交えて行われた、世界選抜チームの公式フォトセッション
初出場のキム・キョンテ。初日は同郷の大先輩、Y.E.ヤンとタッグを組む
米国選抜のキャプテン、フレッド・カプルスが練習ラウンドに同行。頼もしそうにメンバーの弾道を眺める
笑顔で練習ラウンドをこなすタイガー。チーム全体にリラックスムードが漂っていた
連日の晴天に恵まれているロイヤルメルボルンGC
石川遼は、開幕前日の水曜日にE.エルス、J.デイ、A.バデリーと練習ラウンドをこなした
「アイアンとパター、この2つのクラブが勝負を分ける」と分析する石川遼
水曜日に行われたオープニングセレモニー。今年も荘厳粛な雰囲気の中で催された
グレッグ・ノーマンに紹介され照れ笑いを浮かべる石川遼

2011年 ザ・プレジデンツカップ