石川遼が2度目の出場!世界選抜VS米国選抜
2年に1度の世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」が11月17日(木)から20日(日)までの4日間、オーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行われる。
1994年から行われている同大会は今年で9度目の開催(2002年大会は米国同時多発テロの影響で1年延期)。両チームともに12人の代表選手がダブルス、シングルスによるマッチプレー形式による争いを繰り広げ、ポイント制でタイトルを争う。
前回大会までは6勝1敗1分けと米国選抜が大きくリード。それだけに地元、豪州での戦いを迎える世界選抜チームを率いるグレッグ・ノーマン主将の鼻息も荒い。世界ランクの上位10人(9月18日時点)で決まる代表選手の中には、その豪州勢のジェイソン・デイ、アダム・スコットら。また、南アフリカからは今年のマスターズ王者チャール・シュワルツェルが加わった。そして今大会は韓国からチェ・キョンジュ、Y.E.ヤン、キム・キョンテ。そして日本の石川遼とアジア勢が4人。2009年に続く2度目の出場となる石川も、大きな戦力として期待されている。
対する米国選抜はフィル・ミケルソン、スティーブ・ストリッカーら百戦錬磨の選手に加え、ダスティン・ジョンソン、ウェブ・シンプソン、ニック・ワトニー、バッバ・ワトソンら新鋭が勢いをもたらしそうだ。そしてフレッド・カプルス主将は論争も巻き起こしながら、不振にあえぐタイガー・ウッズをキャプテン推薦で選出。大陸をまたぐプライドのぶつかり合いが繰り広げられる。
【世界選抜 グレッグ・ノーマン主将】
ジェイソン・デイ、アダム・スコット、ジェフ・オギルビー、※ロバート・アレンビー、※アーロン・バデリー(以上オーストラリア)、チャール・シュワルツェル、レティーフ・グーセン、アーニー・エルス、(以上南アフリカ)、チェ・キョンジュ、キム・キョンテ、Y.E.ヤン(以上韓国)、石川遼(日本)
【米国選抜 フレッド・カプルス主将】
マット・クーチャー、スティーブ・ストリッカー、ダスティン・ジョンソン、ウェブ・シンプソン、ニック・ワトニー、フィル・ミケルソン、バッバ・ワトソン、デビッド・トムズ、ハンター・メイハン、ジム・フューリック、※ビル・ハース、※タイガー・ウッズ
(両チームともに※の選手がキャプテン推薦による選出)