2009年 ザ・メモリアル
期間:06/04〜06/07 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)
タイガー、伝家の宝刀で大逆転優勝! 今田竜二は14位タイ
オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで開催されている、米国男子ツアー第22戦「ザ・メモリアルトーナメント」の最終日。タイガー・ウッズが4打差を逆転して今季2勝目を挙げた。
完全復帰を告げるかのような大逆転勝利だった。首位と4打差の7位タイで最終日を迎えたタイガーは、序盤の2番でバーディを奪うと、その後さらに3つバーディを重ねて折り返す。後半、上位陣の多くがスコアメイクに苦しむ中、タイガーは着実にスコアを伸ばしていく。11番ではグリーン右ラフからチップインイーグル、そして終盤4ホールではラストの連続バーディフィニッシュを含む3バーディを奪取し、この日のベストスコア「65」をマーク。タイガーの伝家の宝刀ともいうべき「タイガーチャージ」炸裂で通算12アンダーとし、逆転優勝を果たした。
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今季これまで6戦1勝と、復帰前までの驚異的な強さを知る者からすれば少々物足りないシーズンではあったが、「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」を除き、全てトップ10フィニッシュという好成績を残していたのも事実。この勝利をきっかけに、今季後半戦、「強いタイガー」がツアーの中心になっていく可能性も高い。
通算11アンダーで単独2位に食い込んだのは、ジム・フューリック。3位タイからスタートしたフューリックは、前半2バーディ2ボギーとスコアを伸ばせず折り返す。後半に入り、3バーディをマークしたが、タイガーの猛チャージの前に敗れ去った。
続く通算8アンダーの3位タイには、マーク・ウィルソンとジョナサン・バード。そして、巻き返しに期待がかかった今田竜二は2バーディ、3ボギーとスコアを1つ落とし、通算2アンダーの14位タイで大会を終えている。