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P.ミケルソン敗れる! 19歳のR.マキロイがベスト8進出!

アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、2009年WGC(世界ゴルフ選手権)の第1戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の3日目。フィル・ミケルソンジム・フューリックら強豪が姿を消す中、19歳ロリー・マキロイ(北アイルランド)がベスト8進出を決めている。

タイガー・ウッズに勝った男”ティム・クラーク(南アフリカ)と“上り調子の19歳”マキロイという注目の対決は、19歳のマキロイに軍配が上がった。スタートから2ホールを連取したマキロイは、5、6番も連取し4UPのリード。続く7番はクラークに譲ったものの、次の8番ですぐさま取り返し再び4UPとして後半へ。後半に入ってからもノーボギーを続けてクラークにつけ入るスキを与えず、4&3で圧勝。次戦はベスト4進出をかけ、カミロ・ビジェガス(コロンビア)に2&1で勝利したジェフ・オギルビー(オーストラリア)と激突。注目度抜群の戦いになることは間違いない。

スチュアート・シンクと優勝候補のミケルソンとの対戦は、立ち上がりの2番からシンクが3ホール連取。ミケルソンも粘りを見せて12番でオールスクエアに戻し、勝負はヒートアップ。15番でシンクがリードを奪うと、続く16番でミケルソンが追い付き17番へ。ここをシンクが取り1UPで迎えた最終18番。どちらもパーで終え、シンクが1UPで勝利。終わってみれば、ミケルソンに一度もリードを許さないシンクの粘り強さが際立った戦いであった。次戦は、ルーク・ドナルド(イングランド)に勝利したアーニー・エルス(南アフリカ)が相手となる。

ジャスティン・レナードオリバー・ウィルソン(イングランド)の対決も熱戦となった。オールスクエアが続き、はじめてスコアが動いたのは9番。レナードのミスを突いてウィルソンが1UP。しかし、折り返しの10番ですぐさまレナードが奪い返しオールスクエア。その後も12番でウィルソン、13番でレナードという展開でお互い譲らず迎えた17番で、レナードがこの日はじめてのリードを奪う。しかし続く最終18番で、今度はウィルソンが追いつき勝負は19ホール目へ。ここでボギーを叩いたウィルソンに対し、レナードはパーセーブし、白熱した戦いに終止符が打たれた。連日接戦をモノにしてきたレナードは、フューリックに4&3で快勝したロス・フィッシャーと対戦する。

ポール・ケーシー(イングランド)対ピーター・ハンソン(スウェーデン)の戦いは、1番からリードを奪い続けたケーシーが4&2で危なげなく勝利。ベスト4進出をかけ、イアン・ポールター(イングランド)を2&1で退けたショーン・オヘアーと対決する。

2009年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権



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