岩井千怜に備わった「直感」 華やかなプレースタイルに隠れた進化
2024年 RKB×三井松島レディス
期間:05/10〜05/12 場所:福岡CC和白C(福岡)
開幕戦からの変更点は? 新FWも加わった岩井千怜の今季2勝目セッティング
◇国内女子◇RKB×三井松島レディス 最終日(12日)◇福岡CC 和白コース(福岡)◇6305yd(パー72)◇雨(観衆1285人)
通算12アンダーで今季2勝目を飾った岩井千怜のクラブセッティングを調べると、1勝目の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」からいくつか変更があった。
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3番と5番を入れていたヨネックスのフェアウェイウッド「EZONE GT」(2020年モデル)を、3週前の「フジサンケイレディス」から2024年モデルにチェンジ。同社担当者は「球が拾いやすくなり、薄いライでも上がってくれる。フェアウェイからなら、ランを含めて10ydくらいは伸びていると思います」と最新作の機能を説明する。ヘッドの特性に合わせ、シャフトもドライバーと同じ同社製「REXIS KAIZA-L」に変更。最適な組み合わせに施した。
3Wは荒天に見舞われた最終日にも活躍し、いずれもバーディを奪った前半5番と13番の1打目などに使用。最終18番(パー5)の2打目にも握り、トーナメントコースレコードを1打更新するバーディフィニッシュへとつなげた。
1Wのシャフトにも微調整が加えられ、2週前の「パナソニックオープンレディース」より45.25インチから45.5インチへ長くした。同担当によれば、岩井からランの距離を増やしたいという要望を受けてのもの。岩井は昨年45.75インチのシャフトを使っており、その間をとって「長くしたというよりは、去年に寄せた感じ」(同担当)とのことだ。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ヨネックス EZONE GT(9度)
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-L(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS)
グリップ:パルマックス
フェアウェイウッド:ヨネックス EZONE GT<2024年モデル>(3番15度、5番18度)
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-L(重さ50g台、硬さS)
アイアン:ヨネックス EZONE GT<2024年モデル>(6番)、ヨネックス EZONE CB511 Forged(5番~PW)
シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-i(8S)
ウェッジ:ヨネックス EZONE W501(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(S)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS