2024年 フジサンケイレディスクラシック
期間:04/19〜04/21 場所:川奈ホテルGC富士C(静岡)
平均飛距離は265yd超 2週連続V竹田麗央の14本
◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 最終日(21日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡)◇6494yd(パー71)◇曇り(観衆1853人)
プロ3年目の竹田麗央が、2022年の岩井千怜以来史上4人目となるツアー初優勝からの2週連続Vを遂げた。1勝目は3打差を逆転、2勝目は初日から首位を守る完全Vだった。
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クラブセッティングは1勝目の前週「バンテリンレディス」から変更なし。クラブに対しては「あまりこだわりはない」と話し、パターを除く13本すべてを契約先のダンロップで統一している。
「構えた時の顔と、スピン量があまり入らなくて高くなりすぎない球が打てるもの選んでいる」というドライバーはダンロップ「スリクソン ZX7 Mk II」のプロトタイプを使用。ロフトは女子選手では珍しい8.5度をチョイスし、持ち前のパワーが最大限生かせるセッティングにしている。大会3日間を通じたドライビングディスタンスの平均は268.333ydで全体3位だった。
ドライバーとフェアウェイウッドは同じグラファイトデザインのシャフト「Tour AD UB」を使用するが、ドライバーがXでフェアウェイウッドはSと異なる硬さを挿している。その理由を「元々ドライバーも6Sを使っていたけど、もうちょっと軽くて硬いものが良いってなったので5Xにした」と説明した。
今大会で最も助けられたクラブにはダンロップ「スリクソン ZX7 Mk II」のPWを挙げた。「2日目にバーディを獲ったところはほとんどPWだった」と振り返る。3日間のパーオン率は85.19%(46/54)で全体トップ。圧倒的なパワーと安定したショットを武器に難コース川奈を攻略した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II プロトタイプ(8.5度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(長さ45.25インチ、重さ50g台、硬さX)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(重さ60g台、硬さS)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(3番19度、4番22度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD DIハイブリッド(重さ70g台、硬さS)
アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(5番)、ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II(6番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)
ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)