2024年 Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント
期間:03/15〜03/17 場所:鹿児島高牧CC(鹿児島)
鈴木愛は荒天を1Wで攻略「滑るイメージがなくなった」
◇国内女子◇Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 最終日(17日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6456yd(パー72)◇雨(観衆2110人)
荒天の影響で9ホールの短縮競技となった最終日、首位タイから出た鈴木愛が5バーディ、2ボギーの「33」でプレー。通算10アンダーで首位に並んだ小祝さくらとのプレーオフを制して、節目のツアー通算20勝目を2週連続Vで飾った。20代(29歳313日)での通算20勝到達はツアー史上9番目の年少記録となった。
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クラブは前週の「明治安田レディス」優勝時から変更なし。14本全てを、契約を結ぶピンで統一している。
ドライバーはピン G430 LSTを使用する。「以前は雨の中でドライバーを打つのがすごく嫌だった。(球が)滑るイメージがあったので…。でも、今のドライバーに替えてから滑るイメージがなくなりましたし、この雨の中でも精度の高いショットが打てていたので、クラブのおかげもある」と勝利に貢献した一本を絶賛。朝から雨が降り続いた最終日のフェアウェイキープ率は85.71%(6/7)で全体6位だった。
アイアンは昨年10月「スタンレーレディス」で初めてテストしたという「ピン ブループリントS」を今季も継続使用している。「顔は小さく感じるけど見た目ほど難しくないし、距離も少し伸びたので良くなった。すごく良いイメージで打てているので、アイアンを替えたことが一番大きい」と手応えを語った。
センターシャフトのパター「ピン PLD KUSHIN C」は、ことしのオフに鈴木のためにピンが用意したプロトタイプモデル。市販品とはインサートの素材やヘッド重量が異なるなど、まさに“パッティングの名手”のために調整された一本だ。今大会の1ラウンド当たりの平均パット数は「22.00」で全体3位。ドライバー、アイアン、パターのすべてかみ合ってつかんだ勝利だった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ピン G430 LST(10.5度)
シャフト:ピン ALTA J CB(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS)
グリップ:イオミック スティッキー1.8
フェアウェイウッド:ピン G430 LST(3番15度)、ピン G425 MAX(7番20.5度)
シャフト:3番/ALTA CB BLACK(65R)、7番/ALTA CB(65R)
ユーティリティ:ピン G430 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
シャフト:ピン TOUR 2.0 クローム(重さ80g台、硬さR)
アイアン:ピン ブループリントS(6番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(R)
ウェッジ:ピン S159(50、54、58度)
シャフト:ピン CFS(硬さR)
パター:ピン PLD KUSHIN C プロトタイプ
ボール:タイトリスト プロV1x