ニュース

国内女子大王製紙エリエールレディスオープンの最新ゴルフニュースをお届け

未発売1Wに替えて初のシーズン2勝 青木瀬令奈のクラブセッティング

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(19日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇曇り(観衆5079人)

最終日を2打差の2位で迎えた青木瀬令奈は、前半4バーディはいずれも4m前後のバーディパットを沈め、後続に2打差をつけてハーフターン。14番で1つスコアを落とすも、17番(パー5)でバーディを獲って勝利を決めた。自身初の年間2勝目に貢献した一本には「パター」を挙げつつ、12月に発売される新ドライバー「ゼクシオ エックス」の存在も大きかったと話す。

<< 下に続く >>

「安定感という意味では新しいドライバーで、使い始めてから飛んでいるなと思うし、セカンドは去年よりも短い番手を握ることが多かった」。身長153㎝と小柄な体格からすると、やっぱり飛距離があれば「有利」とは思う反面、「それを上回るような技術、私だったらセルフマネジメントやコントロール、というのができれば3、4日間の中で一番いいスコアを出すことは可能だと思っている。道具も進化しているので、道具の力を借りながら」。磨いてきたショット精度と、新クラブが相乗効果を発揮した。

キャディ兼コーチを務める大西翔太氏によると、タッグを組んだ2015年から約30ydは飛距離が伸びていると明かす。「以前は、上から打ち込んでダウンブローに打っていた。その打ち方を縦から振るようにして(ヘッドの入射角を)アッパーにしたんです」。いまでは、しっかり振ればトラックマンで220ydを計測できるという。

大西コーチとともに目指してきた「通算5勝」をクリアし、次の目標は「メジャーで優勝したい」とステップアップを目指す。「最近のメジャー優勝者を見ると、初優勝がメジャーだったりする。でも、メジャーというのは実力を積み重ねてきて勝てるものだと思っているので、できるようにしたいですね」。さっそく、次戦の国内メジャーでもある最終戦に照準を向けた。

「(舞台の)宮崎CCは18番のセカンドが届くかな…とは思うけど、今週も『ここを、この番手で打てるようになったのは成長だよね』とかコーチと話しながら歩いた。来週も去年より成長したなって感じられるようにしたい」と思い描いた。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ゼクシオ エックス<2023年>(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR RED(長さ45.25インチ、重さ50g台、硬さR)
グリップ:イオミック

フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン Z F85(3番15度)、ダンロップ ゼクシオ テン(5番18度、7番20度、9番23度)

ユーティリティ:ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッド(5番25度、6番28度)、ダンロップ スリクソン ZX ハイブリッド(6番28度を30度に調整)

アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(8番)、ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II(9番、PW)

ウェッジ:グラインドスタジオ プロトタイプ(50度、58度)

パター:オデッセイ ホワイト・ホット OG #1WCS

ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR ダイヤモンド

関連リンク

2023年 大王製紙エリエールレディスオープン



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!