2022年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
期間:03/03〜03/06 場所:琉球GC(沖縄)
冴えたゲームメーク 西郷真央初Vを支えた14本
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 最終日(6日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72)
開幕戦でツアー初勝利を遂げた20歳の西郷真央。最終日は最終組の2組前から出て6バーディ、1ボギーの「67」をマークして5打差を逆転した。成人式にも出席せずに練習に取り組むなどオフの成果が報われた。
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オフシーズンは「課題」としていたグリーン周りのショートゲームに注力してきた。「コースによって芝が違うので、いかに対応できるか」。プロになってから投入した54度のウェッジなど「下(短いクラブ)を厚く(練習)してやってきたので、今回はそれが生きてくれたかな」。
前半4番でピンまで58ydを58度のウェッジで2.5m、続く5番は97ydを54度で1mにつけて2連続バーディとして波に乗った。最終18番(パー5)、3打目のバンカーショットはアプローチ練習をしていたからこそ、無理にグリーンオンを狙わなかったという。「安心してバンカーから出すことに集中できたので、いいジャッジができた」
新たにミズノのドライバー「ST-X 220」を投入した。4日間を通したフェアウェイキープ率は40/56(71%)。パーオン率は全体2位の55/72(76%)をマークした。
沖縄に入る前の1週間は拠点でもある男子プロの尾崎将司が構える“ジャンボ邸”に通い、尾崎が「作ってくれた」という素振り棒でショットの感覚を高めてきた。これまで1本だったという素振り棒は、今季に向けてヘッドスピードを上げるためにさらに強力な1本を加えて取り組んできた。「しっかり振れるようにやってきたので、今週それが少し効果で出てくれたかな」と実感を口にした。
<最終日に使用したクラブセッティング>
ドライバー:ミズノ ST-X 220(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(硬さ5-S、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
アイアン:ミズノ JPX921 FORGED(6番~PW)
ウェッジ:ミズノプロ S18 ウェッジ(50度、54度、58度)
パター:オデッセイ ホワイトホットOG ロッシー
ボール:ブリヂストン ツアーB XS