「十箇条」は声に出して 杉浦悠太の変わらぬ謙虚さ
2024年 日本プロゴルフ選手権大会
期間:07/04〜07/07 場所:富士カントリー可児C 志野C(岐阜)
クラブ選びは“コンサバ” 杉浦悠太はアマVから2本だけ替えてプロ初勝利
◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権大会 最終日(7日)◇富士カントリー可児C志野C(岐阜)◇7201yd(パー72)◇晴れ(観衆4491人)
昨年11月に「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマチュア優勝を飾った杉浦悠太はプロ転向して迎えたことし2月、ミズノとブランドアンバサダー契約を結んだ。かねて同社のフェアウェイウッドにユーティリティ、アイアンを使用。実質的なルーキーイヤーも同じクラブでプレーしている。
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プロ初勝利を飾った国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」までに変更したクラブはウェッジだけ。タイトリスト「ボーケイ SM10」の52度、同じくボーケイ プロトタイプの58度を前作「SM9」からアップデートした。
あらゆるギアを実戦で試せるのはプロゴルファーの特権でもある。杉浦は「調子が悪くなるとクラブのせいではなく自分のせいにするタイプ」だと自ら言う。「クラブを替えるよりも自分の何が変わったかを考えます」とフィジカル、スイングに目を向けてきた。
日大時代に1度プレー経験があったコースで、パッティングが火を噴いた。最終日こそ平均「1.9167」と55位に落ち込んだが、初日の「1.4545」(2位)、3日目の「1.5」(1位)が効いて4日間通算「1.6275」でフィールド1位。「今回はたまたま良かったかもしれませんけど、短いパットを外すことも減りましたし、5mぐらいのパットが入るようになった」と成長を感じている。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム ◆◆◆ S (ロフト8.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー エボリューション7 (長さ44.75インチ、重さ70g台、硬さX)
グリップ:パルマックス ツアーウェーブ
フェアウェイウッド:ミズノ ミズノプロ フェアウェイウッド(3番15度)
シャフト:スピーダー エボリューション6 FW (重さ70g台、硬さX)
ユーティリティ:ミズノプロ ユーティリティ(3番19度)
シャフト:スピーダー TRハイブリッド
ユーティリティ:ミズノプロ フライハイ ユーティリティ
アイアン:ミズノ JPX 923 TOUR(4番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10 (52度)、タイトリスト ボーケイ プロトタイプ(58度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー
パター:オデッセイ Ai-ONE #5 CS
ボール:タイトリスト プロV1x