2022年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:10/27〜10/30 場所:PGM石岡ゴルフクラブ(茨城)
最新1Wと3機種ミックスのアイアン 星野陸也の地元Vを支えた14本
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 最終日(30日)◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城)◇7039yd(パー70)
星野陸也が後続に5打差をつけて地元・茨城でツアー6勝目を挙げた。使用クラブは、パターを除く13本中、11本が契約先である住友ゴム工業のダンロップだ。
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ドライバーは、2週前に出場したPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の週に11月19日発売の最新モデル「ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II」にスイッチした。クラブを替えたことで「ドライバー(ショット)もようやく調子が戻ってきた」と、復調の兆しをつかむきっかけになったという。
大会4日間のドライビングディスタンスは289.63ydで全体23位、フェアウェイキープ率は78.571%で全体6位の数字をマークした。「(ヘッドの)形のバランスがいいので見た目もOK。スピン量も調整して適正になった。あとは操作性で、球の打ち分けができるところもいい」とルックスと性能の両方に太鼓判を押した。
自身で「持ち味」だと話すアイアンショットも優勝に大きく貢献。「今週に入ってアイアンショットの調子が戻ってきて、バーディチャンスにつけられた。ドライバーも替えて安定してきたのと、自分の武器であるアイアンの調子が完全に戻ったということがマッチしていいスコアにつながった」。パーオン率81.945%は全体トップ。ツアーきってのショットメーカーは、3機種のアイアンをミックスさせる独特のセッティングで約1年半ぶりの勝利を手繰り寄せた。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(ロフト9.5度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲXT(重さ70g台、硬さX、長さ45インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M5(3番15度)、スリクソン Z-TX(5番18度)
アイアン:スリクソン Z585(3番)、三浦技研 TC-101(5番)、スリクソン Z945(6番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTX-3 ブレードタイプ(52度、56度、60度)
パター:オデッセイ ホワイト・ライズ iX #3SH
ボール:スリクソン Zスター ◆(ダイヤモンド)