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石川遼が語った、スウィング改造“本当の理由”

「月刊ゴルフダイジェスト」(4月号)より

今季、米ツアーに本格参戦している石川遼。4戦目にして初の予選突破は果たしたものの、本来の実力はまだ発揮できずにいる。しかし、石川本人に悲壮感はない。それは先を見据えた“スウィング改造”に着手しているからにほかならない。

もともと、今回のスウィング改造は、連戦の中でやってくる腰の痛みを軽減するためのものでもあった。今までのスウィングは体への負担が大きく、それによって徐々にひずみが生まれ、一昨年より悩まされてきた腰痛は限界に達していたのだ。昨年は腰の痛みから、練習を早々に切り上げる場面も見られた。“腰への負担をかけずに、いかに効率よく飛ばすか”、それが新しいスウィングの課題だったのだ。

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そんな中、月刊ゴルフダイジェスト編集部はスウィング改造の効果を石川本人から聞き出している。

そのキーワードは「スピン」。米ツアーで戦う上で、石川はドライバーのスピン量を2000回転前後で安定させることが、最大の飛距離を出すための必要条件とした。

「スピン量が以前に比べて300回転減ったんです。そうすると平均で4、5ヤードは違う。風にも強い球になります。スウィングを変えて、これだけ早い段階で違いが出るのは、嬉しいですよね」(石川)

今回の改造は明らかに違いが見てとれるほど変化が大きい。トップがかなりコンパクトになり、その分ねん転が深くなった。体重移動が減り、インパクト以降、左足裏全体で地面を踏みしめている。本人の言葉を借りれば、「ひねる動きを続けながらインパクトを迎えたい」ということ。大きく左右に揺さぶっていたスウィングから、その場でひねってよりミート率を高めて効率よく飛ばすスウィングへシフトしたのだ。

徐々に新スウィングの効果を実感しつつある石川。この調子でいけば、アメリカからいいニュースが届く日もそう遠くはないだろう。

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