軽井沢からアイアンを一新した

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント◇軽井沢72G北コース（長野）◇6685yd（パー72）

6月のヨネックスレディスで2勝目を挙げた新垣比菜が、ここにきてアイアンをガラッと一新した。優勝時は、契約するテーラーメイドのP770を6番からPWまで入れていた。しかし、先週軽井沢で彼女のセッティングを見ると、7番からPWを同社の新しいP7CBにし、6番は新しいP770(4代目)というコンボセットに変更していた。

「まだ本決まりじゃないんですが」と前置きしつつ、「新しいCBも770もどっちも良かったので正直悩んでいます」と新垣。どちらを実戦で使うか迷い、最終的に併用する形をとった。「CBは北海道meijiカップの試合から投入していて、すごく打感が良かった。ヘッドがシャープで構えやすく、さらに打ちやすさもあるので気に入っています」。元々シャープなアイアンが好きな彼女は「上級者向けなシルエットでかっこいい」と新CBに早くも惚れた。

新しいP770の6番アイアンを投入

一方で新しく試打をした中空アイアンのP770も捨てがたいようだ。「新しい『770』を打った時、すごい楽でいいなと思いました。CBほどじゃないですけど見た目もシャープに見えますし、カオもいいですよね。ほんと、どんな流れにしようか真剣に悩んでいます」と、元々前作のP770で優勝しただけに、後継モデルが気になって仕方がない。終盤戦に向けてのエースセットを今まさに模索している。

新しいP7CBもお気に入り

今回のP7CBとP770は共にプロからの評判は上々。特にCBは、永峰咲希、山内日菜子、山路晶、泉田琴菜、全美貞と契約選手がほぼ全員スイッチした。評判を聞きつけてか、契約外の高橋彩華、穴井詩もテスト予定だという。そんなに評判がいいのなら試してみたいと思うのは、私だけではないだろう。（編集部／服部謙二郎）