逆転賞金王へ谷原秀人が首位発進!3打差4位にアマ比嘉一貴
2016年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/20〜10/23 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
決め手は高弾道 谷原秀人が新アイアンで自己ベスト「62」
◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 初日(20日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119yd(パー71)
今週から投入した新アイアンが早くも火を噴いた。賞金ランク2位の谷原秀人が1イーグル、7バーディ、自己ベストスコアを1ストローク更新する「62」でプレー。9アンダーとし、後続に2打のリードをつける単独首位で飛び出した。
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10月18日に発売されたばかりの『本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 Vs アイアン』を初めて手にしたのは、開幕前日の19日。「ちょっと打ったらメチャクチャ良かった」と、当日の練習ラウンドを経て、迷いなく投入を決めたという。
決め手になったのは、スイングはそのままに「前よりも球が1番手くらい高さも距離も上がっている」という高弾道だ。今季は海外メジャー3試合に出場し、海外選手とのボール軌道の差を痛感。「みんな高いし、硬いグリーンでも止められる。最近はそこを追求していた」と、自身の要望と見事にマッチした。
この日は、新アイアンからビッグプレーも生まれた。後半4番では、残り137ydの2打目を10番アイアン(ロフト44度)で打ち、キャリーで直接カップに叩き込むイーグルで単独首位に浮上。終盤8番(パー3)では6Iでピンそば1mにつけて6つ目のバーディを奪うなど、多くの見せ場を演出した。
初の賞金タイトルはもちろんのこと、谷原には現在71位にいる世界ランクを年内で50位以内に上げ、2007年以来となる「マスターズ」出場を目指す目標もある。「あと3勝くらいしないと届かない感じだけど、調子もやっと上がってきたし、行けるかな、というモチベーションも上がってきた」。この日のビッグスコアは、谷原の自信の言葉を裏付ける何よりの証しだ。(千葉市緑区/塚田達也)
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