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ウッズの“復活3勝”を支えたシャフト 「D-LIMITED」が日本でお披露目

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報(13日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

さかのぼること1年2カ月前。タイガー・ウッズは2018年9月の「ツアー選手権」で5シーズンぶりの復活勝利を飾った。ことしに入って「マスターズ」、そして先月日本での「ZOZOチャンピオンシップ」も優勝。その3大会で1Wに挿していたのが、三菱ケミカル製の注目シャフトだ。

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米国で「ディアマナD+」として展開されていた同モデルは、かつてウッズが長く愛用していた“白マナ”の系譜を踏んだもの。今週の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の会場で、新たに「D-LIMITED」としてベールを脱いだ。

手元調子で左へのミスを軽減させるのが特長。ダイアリードという高弾性素材(ピッチ系炭素繊維)をバットに近い部分に搭載したことで、シャフトがつぶれる変形を抑えている。パワーヒッターが安心して振り切れるシャフトだ。

世界ランキング1位のブルックス・ケプカも「D+」から使用しており、今回の「D-LIMITED」は今後のグローバル展開に備え、重量やバリエーションを見直したもの。国内のツアー会場ではさっそく複数のプロがテストに勤しんだ。

前年王者の額賀辰徳は「(同社の)“テンセイ”より、全体的に緩やかにしなってくれる。打ち出しが高くなってスピン量が減ってくる。それでも結構フェースに“くっつき感”があって、ドローボールが打てるっていうのが、一番の決め手ですね」と好感触を口にした。

現段階で一般発売は未定。リリースされれば大きな話題になりそうだ。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2019年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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