フォックスが今季2勝目 プレーオフ4ホール目でバーンズを破る 久常涼は47位
◇米国男子◇RBCカナディアンオープン 最終日(8日)◇TPCトロント(カナダ)◇7389yd(パー70)
カナダのナショナルオープンで、ライアン・フォックス(ニュージーランド)がサム・バーンズとの4ホールにわたるプレーオフ(PO)を制して今季2勝目を飾った。
首位タイから「66」で回り、通算18アンダー。後半10番からの5連続を含む9バーディ(1ボギー)で「62」をたたき出したバーンズとトップで並んでホールアウトした。最終18番(パー5)の繰り返しで行われたPOは3ホールまで互いにパーを並べた後、2オン2パットでバーディを決めた。ツアー初勝利を飾った5月の「マートルビーチクラシック」は三つどもえのPOを勝ち抜き、今回も長い戦いを制した。
1打差3位のユ・チュンアン(台湾)、さらに1打差の16アンダー4位で終えたキャメロン・ヤングとマット・マッカーティが、7月のメジャー最終戦「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)の出場権を手にした。
フォックスと同じトップタイから出たマッテオ・マナッセロ(イタリア)は「69」で回り、アン・ビョンフン(韓国)とアンドリュー・パットナムと同じ15アンダーの6位だった。
44位から出た久常涼は2バーディ、1ボギーの「69」と伸ばし切れず7アンダーの47位でフィニッシュした。年間ポイントレースのフェデックスポイントランキングは65位と前週から2つ後退した。