2025年 ザ・メモリアルトーナメント

ウッズ×赤、松山×黄、ファウラー×オレンジ…ゴルファーと色のさまざま

2025年 ザ・メモリアルトーナメント 最終日 松山英樹
ゴルファー×色を整理してみます

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 最終日(1日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7569yd(パー72)

「黄色いものを身に着けよう!」と呼びかけがあったせいか、大会最終日には黄色いシャツを着たギャラリーが多く見られた。大会をホストするジャック・ニクラスにまつわるシャツカラーの物語は以前取り上げた通り。今回はゴルフ界と色について整理してみたい。

タイガー・ウッズ
タイガー・ウッズといえば赤シャツ※写真は2024年「マスターズ」

ゴルファーと色の関係で言えば、やはり「タイガー・ウッズ×赤」が思い浮かぶ。大会の最終日に袖を通すのはいつだって赤色のシャツ。一度ピンクのシャツを着ていたこともあったが、ウッズは「ライトレッド(淡い赤)」と言い張っていた。

リッキー・ファウラー
ファウラーのイメージカラーはオレンジ

リッキー・ファウラーにも「オレンジ」というイメージカラーがある。最終日には、母校のオクラホマ州立大のスクールカラーを着るのがルーティンだ。

2025年 ザ・メモリアルトーナメント 最終日 リッキー・ファウラー
今週は黄色です

当然今大会でもそうだろう…と思っていたら、ニクラスの呼びかけに応えて黄色いシャツでプレーしていた。ファウラーが最終日にオレンジを着なかったのは、実はこれが2回目という(1回目はツアー2勝目を挙げた2015年「プレーヤーズ選手権」。最終日が行われた母の日にちなんでピンクの入ったシャツを選んでいた)。自らのルーティンを柔軟に変える姿勢が、優しいリッキーらしい。

2025年 チャールズ・シュワブチャレンジ 最終日 松山英樹
前週「チャールズ・シュワブチャレンジ」最終日は黄色3点セット

“最終日に黄色”といえば、最近は松山英樹のカラーとして定着しつつある。松山の母校・東北福祉大のスクールカラーであり、最近ではシャツ、キャップ、シューズとイエロー3点セットが定番。ロープ際のアメリカ人ギャラリーから、「黄色って、いいねえ」と声がよく聞こえてくるのがうれしい限りだ。

ほかにはゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)は“ブラックナイト(黒騎士)”、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)は“レッドバロン(赤い男爵)”という愛称で呼ばれた歴史がある(ランガーはレッドバロンと呼ばれることを快く思っていなかったという情報もある)。松山が2016、17年と連覇した「WMフェニックスオープン」は、最も観客が入る土曜日を“グリーンアウトデー”として、緑色のウェアを着て来場することを促しているし、女子メジャーの「エビアン選手権」は“ホワイトアウトデー”として白いウェアを推奨する日があった。

グリーン、赤杭、ブラックティー(バックティー)などなど、ゴルフと色の関係は深い。「世間では嫌われる“赤字”が好まれるのは、ゴルフだけ」なんてジョークもある。ゴルフと色、皆さんは何を連想しますか?(JJ田辺カメラマン)

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