「シャンクからスタート」も久常涼が今季最高2位発進 松山英樹35位 金谷拓実74位
◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 初日(22日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7289yd(パー70)
久常涼が疲労にめげず好スタートを切った。午前中のティオフで4バーディ、ボギーなしの「66」で回り4アンダー。首位のジョン・パクに3打差、初日を終えた段階では今季ベストの2位で滑り出した。
スタートの1番(パー5)で左サイドのフェアウェイバンカーからの2打目が右に飛び出すミスショット。「シャンクからスタートして、3打目がよく(グリーンに)のってくれた」と、パーオン後の3mのパットが決まりバーディで発進した。5番で再び3mを沈めて2つ目。ボギーがないまま後半も2つ伸ばした。
4月の「RBCヘリテージ」から6連戦目。前週のメジャー第2戦「全米プロ」では出場した日本勢で唯一4日間を戦った。本大会では昨年3オーバーで出遅れ。「去年よりもコースコンディションが良い。より回りやすくなっている感じ。チャンスは多くて良いプレーができた。もう少し(バーディが)欲しかったけれど仕方がない」と、伸びしろを感じながら2日目に向かう。
同じ4アンダー2位にはJ.J.スポーン、バド・コーリー、全米プロで5位に入ったJ.T.ポストンら久常を含む9人が並ぶ。3アンダー11位にトミー・フリートウッド(イングランド)、アクシェイ・バティアらこちらも9人。
全米プロでメジャー3勝目を挙げ、「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」から出場大会3連勝がかかるスコッティ・シェフラーは2アンダー20位で初日を終えた。
11年ぶりに本大会に出場した松山英樹は1イーグル1バーディ、2ボギーの「69」で1アンダー35位。金谷拓実は1バーディ、2ボギー「71」で1オーバー74位で2日目に入る。
前年優勝のデービス・ライリーは3オーバー106位と出遅れた。
