久常涼&金谷拓実7位「楽しい一週間に」 星野陸也&大西魁斗はマキロイ組と並ぶ28位
◇米国男子◇チューリッヒクラシックofニューオーリンズ 初日(24日)◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425yd(パー72)
160人80組によるPGAツアーで唯一のダブルス大会が開幕。初日はフォアボール(各自のボールでプレーして良い方のスコアを採用)形式で争われ、ともにツアー未勝利のケビン・ベロ&アイザイア・サーリンダ組が「58」をマークし、14アンダー単独首位でスタートした。
13アンダー2位に、今年も双子の兄弟でペアを組んだデンマークのラスムス・ホイゴー&ニコライ・ホイゴーがつけた。世界ランキング4位のコリン・モリカワは昨年と同じカート・キタヤマとのペアで11アンダー3位。
日本勢は4人が出場。久常涼&金谷拓実が「62」でプレーし、首位に4打差の10アンダー7位の好スタートを切った。チームとしてはボギーなしの10バーディ。後半14番(パー3)では1打目をバンカーに落とした金谷がボギーとしたが、久常がしっかりとグリーンを捉えてパーの採用に貢献。ノーボギーのまま上位で完走した。
金谷が4つ年上ではあるが、金谷は広島、久常は隣県の岡山出身とありジュニア時代から良く知る間柄。PGAツアーのインタビューで久常が「金谷さんは、ずっと僕の憧れ。追いかけていた選手とこの舞台でプレーできることがうれしい」と言えば、金谷も「アマチュアのときから一緒にプレーしてきた選手とプレーできて楽しい。今週は楽しい一週間にしたい」と笑顔で返した。
星野陸也&大西魁斗のルーキーペアは「64」でプレー。2週前の「マスターズ」でキャリアグランドスラムを達成して以来の出場となるロリー・マキロイ(北アイルランド)も、シェーン・ローリー(アイルランド)とのペアで大会連覇へ「64」。ともに8アンダー28位で滑り出した。
2日目はフォアサム(1つのボールを交互に打つ)形式で行われ、33位タイまでが週末の決勝ラウンドに進む。
